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鈴蘭の日記
【熟女/人妻 官能小説】

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年下の消防士くん〜番外編〜-1

【後日談1】

 
 タカ君との一日はとても楽しい時間でした。身も心も満足して身体だけじゃなく、心にも溜まっていた色んな”アク”が抜けたような気分です。
けど、次の約束はしませんでした。
お互い恋人がいる身とわかっていたから、後腐れのない一時の遊びと割り切ろうと、暗黙の了解のように何も言わず別れたのです。
 ハードな体験をして、もう暫くはsexはいいやと思っていたけど、1週間もしないうちに性欲がムクムクと湧いてきてしまいました。
 正直まだ、あの日の後遺症で陰部がジンジンしているのに。

 (なんかやばいなぁ、エロモードのループにハマっちゃったなぁ。)
 そんなふうに思いながら、私はまたタカ君と出会ったサイトを訪れるようになりました。

 ある日、近くに用事があったので、何となく出来心でタカ君の働く消防署の前まで行ってしまいました。会わないようにしていたけど実は自転車で来れるほど近い場所にありました。
 何人かの消防士がちょうど訓練を終えて片付けをしているところでした。連絡も無しに急に姿を現して嫌がられないかと思ったけど、ホースを畳んで運ぶタカ君と目が合うと、手を挙げて笑ってくれました。仕事中のタカ君はちょっと凛々しくて、別人のように見えました。
そこへ上裸の同僚の男がタカ君に話しかけました。タカ君の様子からどうやら上司のようです。
2人はしばらく何か話していて、それはどうやら私の事のようで、ちらちらとこちらを見ています。なんだか品定めをされているようで恥ずかしくなって、私は手を振って逃げるようにそこを走り去りました。
 その日の夜タカ君から連絡が来たのです。
実は今日見かけた先輩には、あの日2人でいる所を目撃されていたようです。
恋人とは違う女と車に乗っているのを見て、根掘り葉掘り、出会いからあの日の出来事まで尋問されて全部話してしまっている、との事でした。
タカ君の話に興味津々の先輩はとうとう2人が出会ったサイトにも登録をし、身体目的の相手を探し始めたと言うのです。
奥さんのいる先輩は慎重に信用出来る相手を探していたけれど、今日消防署に訪れた私を見かけて、気に入った、とのことでした。
そして、タカ君が電話してきた目的はと言うと…
先輩とタカ君と3人でヤらないかと言う提案でした先輩はタカ君よりは背が低かったけど、あの時の上半身を見る限り、筋骨隆々といった身体でした。信用出来るタカ君と一緒なら…と、勢いで私はOKしてしまったのです。
タカ君は「本当に大丈夫?」と、心配していました。自分から提案しておいて変だなぁと思いましたが
「ねぇ、これってあの時ホテルの部屋で見たAVを実現できるってことじゃない?」
と、少しふざけけて言うと、また煮え切らないような雰囲気で
「まあ、出来ないことは無いけどねー」
「だって、ああいうハード系好きなんでしょ?」
「うーん、好きっちゃあ好きだけど…スズさん、あんな風にされるの大丈夫なの?」
(そう言えば、あの時とても興味があるのに猫かぶって曖昧な返事をしたことを思い出して)
「少しなら…嫌ってわけではないし…」
「え?そうなの?…じゃあ大丈夫かなぁ」

この時のタカ君との会話が、どえしてこんな煮え切らない感じだったのかは後々に分かることになりました。
 

 


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