托卵へ-3
奈莉ははじめてこんなに獣のように犯された。それは恐怖を伴なうものだったが、快感もすごいものだった。奈莉にとって初めての種類の快感だった。気持ち良かった。
それにしてもなぜ田中はこんなにも攻撃的になったのだろう。
奈莉が子供を欲しいと言ったからなのだろうか、そして種だけをもらうと言ったからだろうか。
そうだとしたらすまないことを言ってしまったことになる。申し訳ない、、、、
「りょうさん、また乱暴に犯してください、、、、」
それで償いになるのならいくらでも犯される。
田中は、そう言われてなお残る獣のような荒々しいを刺激された。そしてまた猛然と奈莉を犯しにかかっていった。
奈莉の姿勢を後ろ向きにして、豊かで良く張った白いすべすべの奈莉のお尻を右手で叩いてやった。
「ほら、メス、お尻を突きだすんだ、突っ込んでやるから」
田中は言葉まで乱暴になった。
そして、奈莉の膣に溢れる愛液を指にとって、アナルに突っ込んだ。第二関節まで入れてグチュグチュとかき回した。
「ダメえ、、りょうさん、そこは違うう――――っ、、やめてえ―――ッ!」
田中は構わず、アマルをほじくった。そして、右手でほじくりながら、左の指でクリトリスを摘まんでひねった。
「ああ〜んっ!イヤイヤいやあ――っ!止めてえ――ッ!!ダメえ―――ッ!!
嫌がる奈莉を愉しむように田中は奈莉のアナルとクリトリスを攻め立て続けた。そして奈莉の綺麗なお尻を強く叩いた。
「メス犬!さあ、あそこに突っ込んで逝かせてやろうか」
またも田中は口汚く奈莉を罵った。そして、そそり立つ太く長く堅い陰茎を奈莉の愛液溢れる膣口へ思いきり突っ込んだ。ズボッと音がした。それからは田中が奈莉をバックで強く激しく突きまくっていった。
「ああああ、、、あああ、、、逝く逝く逝くウーーーっ!」
奈莉は喘ぎまくっていた。そして逝き続けた。
田中のバック突きは延々と続いた。その持続力は脅威だった。三十分以上突きまくり、奈莉は気を失った。
田中は、最後に射精するのはやはり奈莉の綺麗な顔を見て膣内に放射したかった。気絶した奈莉を仰向けにし、奈莉の膝を立てて脚を大きく開いた。両手で膝頭を持ち強く脚を拡げながら、陰茎を膣に突っ込んでいった。またズボッと音がした。
田中はまた奈莉の膣へ強烈な突きを続けた。気を失った奈莉のあそこからは愛液がダダ洩れしていた。
またも田中は荒々しく正常位で奈莉を突き続けていた。奈莉の膣から受ける快感が田中をとりわけ強くそうさせていたのは間違いない。こうして荒々しく奈莉を犯すように抱いても奈莉と田中の間には快感を媒体として愛の絆が結ばれていた。
いよいよ最後の瞬間が近づいていた。
田中の陰茎全体に血潮が満ちて来ていた。そして亀頭に絡みつくように快感を齎す奈莉の膣内のザラザラやブツブツが一層その動きを強めた。
「奈莉!逝くよお――っ!」
と田中が奈莉の目を見て声をかけた。
と、その瞬間、田中の目に飛び込んできたのは、奈莉の目にあふれる涙だった。
「りょうさん、、ごめんなさい、、、りょうさんの子どもを、、、そんなふうに、、、、」
と奈莉は微かな声で呻いた。
それは田中の心の中を見抜いた奈莉の告白だった。田中は唖然として我に返った。
田中は射精しそうな陰茎を必死でこらえ、ゆっくりと動きを止め、奈莉の唇に近付いた。そして、その紅い弾力のある可愛い唇にキスをした。やさしく口に含んで愛撫した。そして、言った。
「奈莉ちゃん、ごめん、、、ぼくが悪かった、、、もう君を悲しませない、、、子供をつくろう!!」
と言って、奈莉の目の涙を吸った。
そして田中は最後のピストンを再開した。
「奈莉ちゃん、ありがとう、奈莉ちゃんの中に出すよ、一緒に逝こう!」
田中は奈莉の膣の奥にあるポルチオを押すようなピストンをはやい速度で繰り返した。もう限界は来ていた。そして、
「奈莉ィーっ!!逝くウ―――っ!!」
と叫び、奈莉の膣奥へドピュドピュ、ドクドク、ドク、、、、、と多量の精子をほとばしり出した。奈莉への愛が膣の中を潤した。