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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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托卵へ-2

 男としての本能をむき出しにすれば、そういう奈莉を思う存分身体のすみずみまで舐め尽くし、性感帯を刺激しすべてを忘れさせるほど逝かせ、それでも嫌がる奈莉をいじめるように愛撫する、そしておのれの欲望のままに、その愛液ほとばしる膣へそそり立ち挑むように熱情がはち切れるモノを突っ込み、快楽の限りを尽くす、そしてどうあろうとその膣の中に天井に昇る快感とともに白い濃い精液をあらん限りに注ぎ込む、そういうことをしたくないオトコなどこの奈莉を前にしてはどこにもいるはずはない。田中はそういう猛々しい熱情に駆られて挑むように奈莉の身体をむさぼってみたかった。
優しい愛だけでセックスが成り立つわけではない。男と女がそのむき出しの本能でぶつかり合う、オトコが女を征服する、否が応でも女にその種付けをし、自分の分身を産ませる、そういう動物として生な人間の本能的欲望がセックスの中には確実にある。
田中は奈莉とのセックスでそのことを始めて知った。これが愛であり、セックスであり、欲望である。

田中は、奈莉をいつになく荒々しく愛撫し、綺麗なピンク色の乳首や充血したクリトリスを噛んだ。そして挿入後もいつもは膣の入り口で亀頭を繰り返し長時間にわたってピストンするのだが、今日は指で大きな音を立たせて膣の入口を荒々しくくちゅくちゅといじり倒したあとではあったけれど、陰茎挿入後超スピードで奈莉の膣をかき回すように乱暴そのもののピストンに走った。
奈莉はそんな田中の愛をレイプをいやがるように、
「いやあ――イヤいやいやあ――ダメえ――っ!!イヤイヤいやあ―――っ!!」
と叫びながら、愛液を膣からほとばしらせて受け止めていた。
 田中は嫌がる奈莉を猛獣のように愉しんだ。田中の男が挑むように奈莉を攻撃し続けていた。そして、奈莉を逝かせ続けた末に奈莉の膣の中へおのれの精髄を存分に注ぎ込んだのだった。田中は奈莉への攻撃で最高の快感を得た。奈莉の身体をむさぼる快感だった。

 しばしの脱力が田中を包んだが、陰茎は力を保ち堅く反り返ったままで奈莉の中にとどまっていた。まもなく奈莉が自然に腰を動かし、田中の陰茎をゆっくりと出し入れし始めていた。
 しかし、それにしてもなぜ今日は奈莉に対してこんなにも男として攻撃的にレイプをするような射精をしたんだろう。奈莉の腰の動きでまた田中はその陰茎に快感が押し寄せてきている中で考えていた。
 この攻撃性は、そうなのか、、、奈莉から自分の種をもらいたい、子供を産みたいと言われて正直、嬉しかった。しかし、自分の子としてはしてくれず、奈莉の夫を父親として育てたいということだった。それは自分としては都合がいいようなものと考えられなくはないが、奈莉との子供ならきっと可愛いに違いなく、そばにおいて自分の子どもとして育てたいという本能みたいな気持ちは当然自分にもある。それは産んでくれるなら親子として、奈莉と二人で育てたいに決まっている。しかし、それはダメだという。
 田中にとって、その根源的なものを否定されたことがこころに棘を指したのかもしれない、だから奈莉を征服するように、レイプするように射精までしてしまったのだ。きっとそうに違いなかった。


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