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姉弟姦係
【姉弟相姦 官能小説】

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愛する弟の為の原点-1

 「ただいまぁ…」
健斗が帰宅すると日菜はすでに帰っていた。いつものTシャツに短パン姿で玄関にやって来る。
 「お帰りぃ♪お腹空いた?」
 「う、うん…。あ、でも先にシャワーしてもいい?」
 「え?う、うん。」
いつもなら飯やシャワーよりも体を求めてくる健斗の異変を感じた。その理由に日菜はピンと来たが、今は聞かないでおいた。健斗はそそくさと家に上がるとシャワーを浴びに行った。
 (ああ、どうしよう…姉貴に相談しずらいな…。かと言って他にいないし…。でもこのままじゃ秋山がダメなままだし…)
答えが見つからないままシャワーを終え浴室を出ると、洗面台にさりげなく着替えが置いてあった。
 (さすが姉貴だなぁ…。やっぱ頼りになるのは姉貴しかいないや…。)
健斗は日菜に相談する事を決めた。着替えてから一旦荷物を持ち部屋に戻る。すると日菜から部屋に入って来た。
 「あ、姉貴…」
まだ心の準備が出来ていなかった健斗は動揺する。
 「ンフッ、秋山君に何か相談受けたんでしょ?」
そう言ってニコッと笑う。
 「何で分かったの…?」
 「顔に書いてある♪」
 「えっ…?」
そんな訳はないのに顔を手で擦ってしまった。そんな健斗に微笑みながら日菜はベッドに座る。
 「乗るよ?相談に。」
 「姉貴…」
もう自分が何で悩んでいるかお見通しのようだ。やっぱ姉貴には敵わないな…、そう思い傍に座り、秋山から受けた相談を日菜に話した。
 「しょーがねーだろ?秋山のやつ。そんな事でさぁ!」
無理に明るく振る舞う健斗に日菜は穏やかに答える。
 「でも男の子ってそう言うものかもね。私のクラスの男子もそんな話題ばっかだもん。あ、私は入ってないわよ?話してるのが耳に入るだけ。」
 「あ、ああ、分かってるよ…」
 「エッチに興味深々の年頃だもん。羨ましい話をされたら仕方ないよ。秋山君、あそこまで悩んで、相当苦しそうだもん…。」
 「でもさぁ、俺だって別に女の子と仲良くしてる訳じゃないし、1人ぐらいったって、その1人さえいないし…」
 「私の友達だって、そんな誰にでもさせてくれる子いないよー。」
 「だよね…。はぁ…どうしよう…」
ため息をつく健斗。だが日菜の心はもう固まっていたのであった。
 (私、健斗の為なら何でもする…。)
と。愛情深い目で健斗を見つめる日菜であった。


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