私と姉-1
1、私と姉
私は姉と暮らしています。私は40歳、姉は43歳。
でも、彼女は姉と言えるのでしょうか?私もよく分かりません。皆さん、教えて下さい。
実は私と姉とは全く血が繋がっていません。
姉は所謂もらいっ子なのです。両親は長年子供が授かることなく、諦めていたところ、知り合いの女子高校生が妊娠し、それを隠し通してとうとう出産してしまったのです。
可哀想だし、我が家も子供が欲しいということで、養子としてもらい受けたのです。
その後、母がまさかの妊娠、出産。生まれて来た子が私というわけです。
そして、私と姉は一緒に暮らしていると申し上げましたが、実は、夫婦で子供が二人でございます。
私も姉もそういった事情は小さい頃から知っていました。
私は姉を本当の姉の様に慕っておりましたので、彼女も居心地が良かった様でした。
私は姉を人前ではおねえちゃん、或いはおねえさんと呼んでおりましたが、二人だけになると、お姉さま、ねえや、お嬢さま、などと呼んだり、時には明美ちゃん、明美さん、時には単に明美と呼んだりして、使い分けていました。
一方、姉も私を、ご主人様、時にはアナタ!、時には召し使いの様に名前だけとか。
しかし、今からして思えば、それが姉と私の関係を柔軟的にしたのだと思います。そう、性的な関係も、、、。
2、小学生の頃
姉には今でも大変感謝しております。もし姉がいなかたったら、私の様な男は一生女性の味を知らずに過ごしたに違いありません。
父と母両方とも仕事でよく出張をしてました。そんな夜には二人で一緒に寝たものです。さらにはお互いに暗号を決めて、暗号で用件を伝える様になりました。カレンダーにちょいと数字らしきを書いたり、点を書いたり。
ということで、小学一年生位からごく自然に夜は布団の中で過ごすことがしばしばでした。よくもまあ、両親に知られないでいたものです。姉は女の子特有の慎重さがありましたね。
「ねぇ、坊や!私にキスしてごらん!」「抱いて!」
3、姉が中学生になって
姉はもう第二次成長期に、、、。乳房も膨らみ始めました。
お風呂に入る時はバスタオルで隠す様になり、私がちらちらと見ると一瞬恥ずかしそうにしますが、すぐに何事もなかった様な表情です。しかし、誇らしげでした。
私は10歳、陰毛こそ生えていなかったものの、一応勃起もした覚えがあります。因みに姉はかなり前から陰毛が生え始めた記憶があります。
4、性行為の訓練
姉は婦人雑誌から性の知識を得ていました。いつだったか、一緒にベッドで寝ていると、姉が「ねぇ、あなた上になって!」と言う。
「僕が上に乗っかってお姉さまの体つぶれないかな?」
「何も言ってんのよ。私、体操で鍛えているのよ」
お互いにパジャマを着たまんまでしたが、股間と股間を合わせて腰を上下運動。次は、後ろからお姉さまのお尻に当てて上下運動。性行為の真似事を楽しんでいました。
これがきっかけで、私も体操に少し興味を持ちました。
5、夢精の経験
私が13歳になったばかりの時でした。ある日、昼寝をしてた時、女の子と抱き合った様な夢を見て目が覚めたんです。
するとオチンチンがふぁっと軽くなった様な浮き上がった様な感じ。オチンチンからは粘っこい汁が出たんです。
それはそれはいい気持ちで、暫くはその快感に酔いしれていました。
女性の月経もこんなに気持ちいいのでしょうね。羨ましい限りです。
パンツには汁がついています。洗濯係りは姉でしたので、当然姉には知れてしまいます。姉は図書館から借りてきた本をみせて説明してくれました。
「これって夢精というのね。私も勉強になったわ。お願いだけど、次にそういうのあったら私に見せて!お願い!」
「はい、お嬢さま!必ずお見せします」
姉は笑っていました。
6、初めての性行為
もう姉は19歳、私は16歳。
ベッドでも私は挿入はつつしんでいました。それはかなりあとまで続き、挿入はあくまでも姉の許可を得ていたしておりました。「私のこと、真面目に考えてくれているのね」なんて言われたものです。
ある日、私はコンドームを買いに行きました。
もう成人一歩前の年齢です。薬店にはそれはそれは優しそうな20代後半の女性が販売していました。私はどぎまぎして、
「あのぉ、コンドームを買いたいのですが、よろしいでしょうか」と。
「はい、何個入りと何個入りがございますが」とごく自然な対応ではあったものの、かなり気を遣っていました。
私は買って代金を支払った後、うっかり「これ、アレに使うんじゃないんです」と口走ってしまいました。
なんだか、コンドームを買うことで姉との関係が知られてしまうような気がしたのです。
店の女性は、えって一瞬不審そうな表情。
しかし、すぐに、にこやかに静かに、そしと優しいお声で、
「アレに使うんじゃないって、何に使おうとひとの勝手ですよ」と優しく慰めるような口調で仰ったのです。
私はますますどぎまぎして、「誰にも言わないようにお願いします」と。
彼女は、「言いません!お客様のプライバシーですもの」
私のプライバシーって、姉との行為を指しているような、でもそんなことあり得ないですよね。
その後、コンドームは自動販売機でも買えることを知りましたが、なんだか恥ずかしさから来る緊張感と興奮の快感を覚えて、しばしばその薬店へ行ったものです。
この経験から女性は恥ずかしい感情をよく理解して下さるものだと知りました。どうやら、私を一目見て恥ずかしいものを買おうとしてると見抜いたようです。
もし、姉がいなかったら、この女性に対する興奮が覚めず、交際を申し込んでたでしょう。しかし、そんなことしても、私の想いは受け入れられず、また新たな女性とずっと同じことの繰り返しだったかも。