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姉弟姦係
【姉弟相姦 官能小説】

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たくさんの好意-10

 かと言って秋山の悩みにどう対応したらいいか分からなかった健斗。すると秋山が泣きつくかのように健斗の腕を揺らしながら言って来た。
 「なぁ健斗!オマエもてるだろ!?誰か1人ぐらいヤラせてくれる子紹介してくれよ!!」
その言葉に健斗は驚く。
 「えっ!?」
確かに自慢はしないが自分の事を好きな女子の話はちらほら聞く。だが避けているせいもあるが、まだ告白された事は一度もない。だいたい日菜は別として恋愛の経験すらないのに、人に紹介出来る女子などいる訳もなかった。
 「誰でもいいんだ!ブスだって構わない!だからとにかくヤらせてくれるエッチな子を紹介してくれ!!」
必死すぎる秋山に逃げ腰になる。
 「む、無理だって…。だいたい…」
俺だって、と言う言葉が出る前に、更に頼みこまれてしまう。
 「頼む!この通り!!じゃなきゃ俺、ダメになりそうなんだ!!」
 「あ、秋山…」
流石に困惑する健斗。だが何とかそんな秋山の頼みを聞いてやりたいと言う友達心につい応えてしまう。
 「さ、探してみるよ…」
すると藁をも掴みたい秋山は藁を掴んだかのような顔をして身を乗り出す。
 「ほ、本当か!?」
 「き、期待はしないでくれよ…?当たるだけ当たってみるから…」
 「ありがとう、健斗!!頼むっっ!!」
もう相手が見つかったかのような希望に満ちた顔に変わっていた。
 「だからもう盗撮なんかすんなよ?部にも迷惑かけることになりかねないからな…?」
 「ああ、分かったよ。」
取り敢えず少し表情が明るくなった秋山と少し話しながら公園を後にして別れた。
 「ああは言っちゃったけど、どうしよう…。俺だって姉貴がいなかったら何も知らない童貞だし…。だいたいそんな事相談できる女子一人いないんだぜ!?うーん…」
今度は自分が悩む番になろうとは思わなかった。
 「ダメだ…。姉貴に相談してみよう…」
結局自分には相談できる相手は日菜しかいない事を痛感した。だが心のどこかでよからぬ事を考えている自分の気持ちから逃げている自分にも気付いていた。
 (いやいや、あり得なねー!秋山の相手をしてくれだなんて絶対言えねーし、言うわねーし!)
良からぬ想像を振り払い、健斗は家に向かうのであった。


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