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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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田中との逢瀬ー3-1

 田中の、奈莉のクリトリスをいじめるような愛撫は執拗に続けられた。奈莉は自分でも逝っているのか、その前なのか後なのかもわからないほど激しく感じていた。奈莉は朦朧として浮遊していた。
 田中は、ピクピクといつまでも逝き続ける奈莉にかまわずに執拗にクリトリスへのいじめを続けた。奈莉は痙攣し続けていた。そして執拗に続けられたクリトリスへの刺激が奈莉を夢遊状態へと導いていた。そして奈莉の身体が一段と激しくブルブルっと大きく痙攣し止まった。
 田中は、そこで愛撫を止め奈莉の全身を眺めた。奈莉の身体はさきほどの大きな動きに比べて非常に振幅の小さい小刻みな速い動きでブルブルと震え痙攣し続けていた。奈莉の膣口からはとめどない愛液が溢れ性器全体を濡れ光らせ、アナルに液溜まりを作っていた。
 
 しばし田中は奈莉の小さく小刻みに震え続ける美しい肢体を眺めていたが、佇立した陰茎に命じられるかのように膣へと腰を向けて進んだ。
 田中は、硬く反り返った陰茎をゴムもつけずにそのまま愛液ほとばしる奈莉の膣口へゆっくりと挿入した。亀頭が愛液に包まれて中に入ったとき、奈莉の声が、
「あ、、あ〜あん、、、、」
と聞こえた。夢遊していても愛する田中のモノが自分の大事なところに入ったことはわかるものらしかった。
 田中は、亀頭のカリが奈莉の膣に包まれたところでそれ以上挿入することなく、そこでピストンをした。奈莉の温かい膣口が田中の亀頭に絡みつくように快感を与えて田中は仕合せだった。同時に奈莉の膣口は亀頭のピストンでほぐされ、より敏感に奈莉の脳天へ快感をフィードバックしながら田中の亀頭へねっとりと絡みつく動きを加速していった。
 田中は快感を齎し続ける膣口でのピストンをひたすらに続けた。それは優に三十分という時間を超えていた。膣口での亀頭の出し入れによる長いセックスは田中と奈莉の快感を別の次元へと導いていくトリガーとなったのだった。奈莉は痙攣を続けながらよがり声をあげ始めた。
「ああ、、、あああああ、、、、あああああ、、、、、」
 奈莉は今度は低く太い小さな声をあげ始めていた。意識の遠いまま、新たな豊かな快感が奈莉を包み込んでいた。そして奈莉には田中がゴムをつけずにそのままのものを挿入してくれていることがわかったいた。遠い意識の中で田中の怒張した亀頭の熱さが奈莉の膣口を行き来し、奈莉が無意識に膣口で直接ゴムの無い亀頭を絡みつくように愛撫している、その豊かな快感に奈莉はこの上ない仕合せを感じていた。そしてまた何度も何度も逝き続けた。
 田中は、亀頭に纏わりつくような奈莉の膣口の気持ち良さに酔っていた。このままピストンのスピードを早めれば奈莉の中へ精液を迸り出す快感の勢いがあった。その欲望に絡めとられつつも田中は我慢をしてピストンを繰り返した。限界の来る前に奥へと陰茎を差し込まなくてはならない。まだ奈莉のGスポットもポルチオも刺激してやっていなかった。
 田中は膣口の快感から意を決して奥へと陰茎を差し込み、奈莉の膣の中で陰茎を反り返した。亀頭のカリのザラザラとした奈莉のGの感触がすることを確認し、反り返しながらのピストンをゆっくりと始めた。
「ああ、、、あああああ〜んっ!!、、、ダメえ――っ!!」
 クリトリスへの執拗ないじめによる朦朧とした意識が田中の膣口へ繰り返された三十分以上のピストンによって奈莉をセックスの実感を伴なうものへ差し戻されてきていた。そこへ、成熟した女の奈莉にとって膣内で最も敏感なGを刺激されたことで強烈な快感とともに意識が戻ってきていた。それは膣口への執拗なピストンによる刺激が続いたことで、奈莉の膣内が田中のモノを受け入れる準備が完全に整っていたからなのだろう。だから奈莉はGを擦り上げられるピストンで強烈な快感を味わうことが出来たのだった。


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