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托卵妻奈莉
【若奥さん 官能小説】

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田中との逢瀬ー3-2

 田中は、Gへの擦り上げピストンを、これも執拗に繰り返していた。奈莉の折り曲げた両脚の膝を掴みながらリズムをつけてGスポットのザラザラを亀頭のカリで擦り上げていた。それは奈莉の逝き続ける快感表現が齎す脳への刺激と相俟って、田中にとって一層射精に堪えることを難しくしていった。まだまだ奈莉を快感に浸してやりたかった。
 田中は、Gスポットへのピストンの速度を落とし、奈莉の左膝を掴んでいた手を奈莉の陰毛の下のクリトリス辺へ寄せ、その親指を乳首大に膨れ上がっているクリトリスへ当てピストンのリズムに合わせてゆっくりとグリグリをいじめ始めた。
「ああああ〜、、、、あああ〜あああ〜、、、あああ――――っ!!」
 奈莉の声がまた低く太くなり逝き続け始めた。そして田中の陰茎を包み込んだ奈莉の膣の中に新たな変化が顕われ始めたことを田中の陰茎は敏感に感じた。Gスポットではない、その両脇の膣内にブツブツとした突起が立ち始めた。その突起がピストンのたびに田中の陰茎の亀頭周辺を強烈に刺激していた。
 田中は意表を突かれていた。こんなにも限界が早く来るとは思っていなかった。もっともっと奈莉を癒し、快感の極致へと導いてやりたかった。しかし、しかし、、、、

 田中は意識が遠くなった奈莉に伝えなければならなかった。
「奈莉ちゃん、ぼく、、、、逝くね、一緒に逝こう、、いいかい?」
「あああああ、、、あああーーー、、中へ、、、、中へ、、ほしい、、、、」
 奈莉は無意識に中への射精を懇願していた。それは田中への愛情の裏返しだった。
「りょうさあ〜ん、、、ほしい、、、おねが、、、い、、あああ―――逝くウうっ、、、出してええ――っ」
 田中は、それでも誘惑に勝とうとしていた。ゆっくりゆっくりとピストンを繰り返し、親指の腹で奈莉の大きく膨張したクリトリスをグリグリといじめ続けた。
「ああああーーーー、、中へ、、、、ほしいーー逝くウッ逝くウうっ!!」
 奈莉の懇願は続いた。懇願しながら奈莉は逝き続けていた。
 田中はさらにゆっくりとピストンの速度を押さえ我慢した。しかし、奈莉の膣内の突起はさらに増長し、田中の陰茎の最も感じやすい亀頭周辺と尿道口のあたりを刺激していた。さらには奈莉の豊富な愛液がほとばしり出続けた結果、田中の陰茎全体をコーティングし余計に膣内に呼び込み始めていた。
田中はもう限界に来たことを悟った。
外で出そう、、、、そう思った時だった。

 次の瞬間だった。奈莉が、
「中へ、、、ほしい言い―っ!」
と言ったと思うや、奈莉の腰がくねりくねりと動き始め、その速度を急激にはやめた。
その動きがゆっくりとした動きで辛うじて制御していた田中の陰茎を制御不能とした。
「逝くウ逝くウうー―っ!!!逝くウッー!!!」
 それは田中の脳中枢制御能が敗れた瞬間だった。田中はもう一瀉千里に猛然と突き続けるしかなかった。田中は叫び声をあげた。
「ああーーーあああああああああ――――――っ!!!!」
 そして田中の陰茎の尿道口から、奈莉と膣内へ最初の強烈な一撃が突出された。それは奈莉の子宮口をこじ開ける一撃になった。すぐに第二撃の豊富な精子を含んだ粘調な白い液体が奈莉の愛液で満ちていた膣内にドピューっとものすごい音を立てるかのように多量に吐き出された。
 奈莉は田中の愛そのものである精液の第一撃と第二撃が膣内に注ぎこまれるたびに逝き続け、田中の愛のすべてを受け止めようとした。
 田中は射精の瞬間から奈莉の腰の動きに合わせ、さらにピストンを思いきり速め突き、精液を奈莉の子宮へと勢いよく注ぎ込んだ。第一撃、第二撃から第三撃を放出しながら矢継ぎ早に奈莉へ自分の愛情のすべてをかけて、陰茎で奈莉の膣を突き続けた。
田中の脳天に快感が突き抜けていった。
「ああああ―――――っ!!!!!!」


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