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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての性接待 (1)-8

 そしてどんなに清楚な女でも、人妻である限りそのフェラチオには「他の男の存在」を感じさせる。ペニスのしゃぶり方に、夫や過去の男にどのように奉仕してきたかが表れる。
 この女もそう。
 頭を前後させジュッポジュッポと大きく陰茎を出し挿れしながら、口内で舌を使っているのがわかる。ときに陰茎を手で支え、会陰から睾丸、亀頭先端までを丁寧に舐めあげる。舌を硬く尖らせたりあるいは柔らかく撫でたりと変化をつけつつ何往復もし、カリ首の段差をなぞり、尿道を舌先でつつき、唇を押し当て吸い上げる。そうしてまたぱっくり口を開き陰茎を咥える。
 会食で品良く微笑んでいたあの美人秘書が、なかなかのしゃぶりっぷりである。夫や過去の男のペニスを何百回、何千回と咥えてきたのだろう。

「ジュッポ……ジュップ……ジュッポ……ジュップ……ぁむ……んむ……ぁむ……」

 真面目な女だ――。
 人妻の身で不貞行為を働いているゆきのことを、Uはなぜか「真面目」だと感じた。

「んご……ぷ……んぐ……が……ごぽ、ごぷ……ゴプフォ……」

 今はまた頼んでもいないのに喉奥まで亀頭を導き入れ、もごもごと苦しそうにしている。目に涙を浮かべ、乱れた髪を耳にかけ、唾液をたっぷり含ませつつ男根を懸命にしゃぶる。吐き出して、また咥えこむ。胃液が逆流しているのか、粘ついた液体がゆきの口とUのペニスの間にとろりと糸を引く。
 舌も唇も、すべてが滑らかで柔らかく、温かい。

 ゆきが手を使い始めた。唇で亀頭を締め付け高速で頭を振りながら、手で陰茎をしごく。
 このままではイかされてしまう。やめさせてさっさと挿入してしまおうか。しかし自分のおぞましい男性器を一生懸命に頬張るゆきのこの顔を、もっと見ていたい。いや、しかし――。

「ぁああ!」

 次の瞬間、Uは射精した。

「ンゴフ……んご……んん……ぷ……っ!」

 ああ、あの「Oゆき」の口の中に射精している。
 自らの陰茎がひくつくたび、女の頭が揺れ、乳房が震える。

「んんん! んんぷ……んぐ……むぐ……んん!」

 ほんの一時間前、柔らかな笑みを浮かべ談笑していた美人OL。ほんの三十分前、緊張と恥じらいの入り混じる表情でこのスイートルームを訪ねてきた人妻。その女の口の中へチンポを突っ込み、射精している。

 Uはゆきの頭を押さえつけ、一滴残らず射精(だ)しきった。女はそっとペニスを吐き出し、口を開けたまま潤んだ瞳でUを見上げている。今日本で一番有名な美人妻の口中が、自分の汚濁液で満たされている。

「飲めるか?」とUが聞くと、ゆきはこくりとうなずき、目をぎゅっと瞑り精液を嚥下した。


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