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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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初めての性接待 (1)-7

「ゆきの……は、恥ずかしいマ……マ……マン毛も……たっぷりとご覧ください……」
「おまんこと……マ、マン毛と……ア、ア……アナルの匂いを嗅いでください……」
「おまんことアナル……いっぱい舐めて気持ちよくしてください……」

 男の口が女性器に、アナルに吸い付いてくるたび全身に電流が走る。背を仰け反らせ身体を硬直させ、襲いかかる性感を受け止める。気がつくとゆきの両の手は無意識に力が入り、男が舐めやすいようヒップをさらに開いてしまう。
 この地獄の辱めをほんの一瞬だけでも忘れることのできる、「ある一点」を求めて。

「っぁああ! っぁああああっぁぁあぁあぁあぁ……っくぅぅ!」

 もう何度、イかされたことだろう。
 それがどんなに不本意なものであろうとも、「女の悦び」であることに変わりはない。
 その瞬間だけは、地獄を忘れ天国に酔うことができる。

 男はなおも指で、唇で、舌でゆきの股間を犯し、鼻を鳴らし羞恥を与える。
 ねちっこいUの責めで、ゆきは繰り返し高みへ導かれる。
 つかの間の天国を求め心ならずも下半身を差し出してしまう、憐れな人妻。

 ぐったりしゃがみこみ吐息を粗くしたゆきの口元に、男のペニスが突きつけられた。
 男の陰茎に頬を叩かれ、鼻先に亀頭を擦り付けられ、カウパー液の匂いを嗅がされる。

 ああ、結局こうなるのだ――。

 会食でどれほど人の良い笑顔を見せていても、部屋を訪れたときどれほど優しく迎えてくれても、結局は、ゆきの女性としての尊厳を踏みにじることに何ら躊躇しない獣に豹変する。
 男の好みの下着を身につけ、卑猥な言葉を言わされ、恥ずかしいポーズで男を愉しませなければならない。
 心を無にしてただ股を開き、大人しく射精させておしまいなどという甘い考えは通用しなかった。

 諦めに支配されながら、ゆきは男の亀頭を口に含んだ。

  *

「ん……んぐ……ぐ……ちゅぽ……じゅぷ……」

 自分のペニスを、あの「Oゆき」が咥えている。
 彼女のことは「全国美魔女図鑑」で初めて知り、毎週の放送を密かに楽しみにしていた。画面の中で見る彼女はいつも朗らかな笑みを浮かべ、卵のようにつるんとした額に汗を滲ませ子育てに仕事に家事に奔走していた。

「んん……じゅる……じゅぷ……んぐ……んぐ……じゅぷ」

 家族との外出シーンで夫と手をつないでいたゆきが、カメラの存在を思い出し、さっと離れるシーンが話題となっていた。本人はさり気なく離れたつもりだったらしいが、耳まで赤くし挙動不審となっていた姿が年齢不相応に可愛らしく好感を呼んだ。
 次のシーンでまた手をつなぎそうになり直前で気が付き手を引っ込めていた。夫に「ん? どうした?」と聞かれ「え? なんでもないよ?」ととぼけていた場面では、「ゆき キュン死」がSNSのトレンド入りしたらしい。Uの年頃の孫が使っていた「キュン死」という言葉をそのとき初めて知った。
 Uも、年甲斐もなくゆきに「キュン死」した。

「チュプ……チュプ……ジュププ……ジュルル……チュゥ……ぺろ、ぺろぺろ……」

 そのゆきが足元に傅き、自らのペニスをしゃぶっている。
 清楚な身なりは乱れるとかえって淫猥に見える。
 はだけた着衣の隙間から真っ白な乳房を露出させ、丸いヒップは捲れ上がったスカートの裾からはみ出している。双丘を慎ましく覆っていた白の布地はTバックショーツのように尻肉の間に食い込み、黒々とした恥毛をはみ出させている。

「ぁぐ……んぐ……んむ……」


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