第六十三章 凌辱-1
「あぁっ・・・あっあっあっ・・・
い、いいっ・・いぃー・・はあぁ・・・
あぁっ・・あぁ、ふぅ・・ん・・あぅ・・・」
女が犯されている。
「おぉっ・・あぁ、はぁ・・くぅ・・・
お・・おぉ・・・恵、めぐ・・みぃ・・・」
男が貫いていく。
男が誰であるかさえ解からなくなっている。
女はメス犬になり快感に咽ぶ声をあげている。
それで良いのかもしれない。
そう、キッと、それでいいのだろう。
「もっと、もっと・・あぁ・・ああぁー・・」
「恵、好きやっ・・・
あぁ・・・お、おおぉ・・・
恵、愛している・・めぐみぃ・・・」
日に日に変わっていく女がいた。
男が抱くたびに変わっていく。
美しく、そして妖しく変身していく。
男は満足であった。
女は幸せであった。
昨日は「紳士と少女」でいる日だった。
今日は「獣とメス犬」になる日だ。
(あぁ、わたし・・いやらしい・・・)
恵は自分の変わりゆく姿に戸惑いながらも、官能の海を漂っていた。
そして、凌辱の舞台となった夫と自分の寝室での出来事をなぞっていくのだった。