女教師、淫具で強制開発。-7
だから、拓真と翔が、彼女を恋愛的に好きになるのに時間はかからなかった。
拓真にはっきりと、告げられたことを翔は覚えている。
ーー多分、翔は瀧岡先生のこと、恋愛的に好きだよな。俺も、そうみたい。でも、最近彼氏できたみたいだし……俺は、見守っとくだけにする。だけど、先生にこういう気持ちがあるって、翔には言っときたくて。
そう宣言してから、元々女性と遊び歩いている拓真の行動が、さらに加速したように思う。
「ーーわかった」
しばらくの沈黙のあと、椅子に座る由美香に覆い被さるような体勢の翔の腰を、由美香は引き寄せた。
唾液を含ませて、由美香は自分から翔の舌に、舌を絡める。
「ん、ぅ」
次第に、密着する唇の隙間から、抵抗とも取れる吐息が漏れる。
リネンシャツの一番上でなく、二番目辺りのボタンが外された感触があったからだ。
ボタンの隙間から中指が入り込む。
さらには、下着が透けないように身につけているキャミソールと、下着のカップの隙間にも侵入する。
優しく、乳頭に指が触れた。
「ん、んッ」
翔は指先を、恐る恐る動かす。
まるで羽で触るような優しい指付きに、由美香の体がびくびくと震え出す。
ここが進路指導室でなければ、幼く、突発的な翔の要求に最後まで応えるのに。
思わず唇を放して、首を横に振った。
「ん、ぅ、だめ……っ」
「せんせ……動かして、舌」
翔に腰を引き寄せられ、由美香は再びキスをさせられる。
キスをしていると、モーター音が聞こえ出した。
(や、やだ……っ)
指で触れられているのと反対の胸に、昨日の朝と同じ器具がブブッと音を立てて、押し当てられた。
「ぅ、ううっ」
くちゅ、にゅる……と卑猥な音が唇同士から漏れ出す。
昨日よりもさらに強烈な胸への刺激に、由美香の舌の動きが速くなってしまう。
お互いの荒い吐息は、交尾を求め合う獣のもののようだった。
由美香は強制的に発情させられて、腹の奥がジンジンと熱くなる。
スカートに包まれた下半身の最奥からは、体液が溢れ出し、下着を汚していくのがわかる。
「は……ぅ、んっ……」
舌を動かしていると、由美香の頭の中が真っ白になっていく。
ここは職場だというのに、この行為に流されてしまう方が精神的に楽だというのか。
そのことがわかって、由美香の目頭が熱くなる。
由美香はこの恥辱的な行為に対し、流されてしまいそうな精神状態に、本能的に反応する体に……あまりに屈辱的で、泣いてしまいそうだった。
「先生……すごくいやらしい顔……してる」
「うぅ……んん、こんなこと、強引に……するから……」
泣きそうな顔も、翔からすると艶っぽく、欲情していると勘違いする。
普段は真面目な女教師を好き放題して、物欲しそうな顔にさせていることに、優越感を覚えていた。