女教師、淫具で強制開発。-5
胃がしくしくと痛み、胸元に当てられた器具の刺激は不快であるにもかかわらず、由美香の体を強制的に発情させようとする。
翔は唇を離して、「キスだけでですよ、大丈夫です」と余裕なさげに、だが下卑た表情を浮かべて言った。
「先生、キスして。ちゃんと」
「ひど……い、こんなこと……っ」
そう言いつつ、与えられる刺激に、口をぱくぱくとさせる。
由美香は意を決して、再び触れた唇の中に自ら舌を差し込む。
(昨日と違って、当てられてるから、うまく動かせない……っ)
舌の動きは単調なものとなって、余裕なさげに翔の舌を刺激する。
互いの舌を伝い、唾液が合わさる。
静かなの部屋の中で、唾液の粘着質な音と、機械的なモーター音が響いていた。
由美香の呼吸がどんどん荒くなって、唇の隙間から時折甘美な声が漏れていく。
「んんっ、ぅ……んっ」
「すごい、乳首にローター当てながらだと……すごいいやらしい……」
「やだ、も……ぉ、やめて……」
泣きそうになりながら、がくがくと体を震わせて由美香は訴える。
だがその訴えも空しく、胸元にぐりぐりと器具を押し当てられながら、唇を貪られたのだった。
*
「ーー明日も、ちゃんと来てくださいよ」
そう言われ、体を解放されると、由美香は膝から崩れ落ちる。
彼も何とか理性を保ってくれているのだろう、唇にキスをされ、胸元へ器具を押し当てられるだけで、翔はそれ以上の要求をしてこなかった。
遠くで、ドアが解錠する音が聞こえ、部屋を出ていく足音がした。
目からぽろぽろと涙が零れてくる。胃もしくしくと痛んで、口の中の他者の痕跡に、吐いてしまいそうだった。
にもかかわらず、器具によって強制的に発情させられたせいで、タイトスカートの中の下半身の、由美香の大切な場所はとろとろに溶けきっている。
先程もし、翔に押し倒されていたならば、少なくとも下半身は悦んで受け入れたのではないか、と思ってしまう。
清香は、乱暴な行為の中で、持続的に刺激を与え続けられたことによる生理的な反応なのだと慰めてくれた。
そう思っているし、そう思ったとしても、尊敬していたはずの後輩に、しかもこんな場所で体を弄ばれることの屈辱は、脳裏に染み付いてしまっている。
「職員室……で……仕事しよう」
朝礼まで、まだ時間はある。
衣服の乱れを直し、何とか立ち上がろうとしたが、なかなか立ち上がることができなかった。