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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、淫具で強制開発。-4

*



昨日、翔は何とか我慢してくれたようで、あれ以上のことはなされなかった。
だがあまりの悔しさに、由美香は翔の体が離れたタイミングでその頬を平手打ちした。

翔が呆気にとられているうちに、机上に置いていた進路指導室の鍵を持ち、急いで進路指導室を出たのだった。

今日も由美香は昨日と同じ電車に乗り、七時前頃、職場についた。
一階にある職員室に置かれた進路指導室の鍵を取り、職員室の真上にある、進路指導室に向かう階段を昇る。

階段を昇り切ると、進路指導室の前に人影が見えた。

エアコンの効いてない廊下のせいだけではない。
嫌な汗が、背中を伝う。

ドアの前に立っていたのは翔だった。

「な……にしてるの……」

「待ってたんですよ。開けて下さいよ」

「じ、自分で開けなさいよ、先に来てるなら……」

昨日の今日のことだ。嫌な予感しかしないから、鍵だけ渡そうかとも思った。
だが、仕事をするためには、昨日の放課後、自分が鍵を閉めるからと置きっぱなしにした貸与のパソコンがなくてはならない。

鍵を開け、入口側にある部屋の電気のスイッチと、エアコンのパネルに触れる。
操作し終えると、由美香は自席の方へ向かった。

すると、ゴオッとエアコンの風が送られる音に紛れて、ガチャンと鍵のかかる音がきこえた。

「ちょ……っ」

思わず由美香は青ざめた顔を翔に向ける。

翔はビジネスバッグを床に放ると、つかつかと足早に由美香の方に向かってきた。
由美香は自席の前で動くことが出来ず、赤い背表紙の本が並ぶその場所に自身の背中が押し付けられた。

「やだ、放して…!」

丸襟で、細身の白いカットソーに、グレーのハイウエストのタイトスカート姿の由美香の体をじっとりとした手つきでなぞる。
お互い、エアコンのなかなか効かない室内で汗をかいており、その体が部屋の隅で密着している状態だ。

「は……うっ、そ、そんなとこっ……」

汗ばんだ両手で、由美香の臀部を撫でる。

「学校で……触ってみたかった……」

「馬鹿なこと言わないで……。こういうことするなら職員室、戻って。ん、ぅ……っ」

抵抗の言葉を上げるのに、翔は由美香の頬を両手で挟み込んで唇を押し付ける。
嫌がって離れようとしても、真後ろは本棚で、本に体を押し付けるだけだ。

左の頬を押さえ込む手が離れたかと思うと、キスされながら、左胸に何かが押し当てられた。

「ん、く……むっ……」

舌で口腔内を掻き回されながら、白いカットソーの上から、何か硬いものを当てられているのがわかる。
そして、それは学校という場にはふさわしくない、不快なモーター音を奏で、由美香の胸元に振動を与える。

「ん、や……ぁ!」

唇を密着させながらも、由美香は抵抗する。
性交渉の時に使うであろう、器具を押し当てられたことがわかった。


(堀尾くん、ひどい、こんな……!)


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