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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、淫具で強制開発。-3

由美香の香水の匂いが、翔の鼻腔を伝う。
それだけで、劣情がわき起こる。

「堀尾くん、嫌」

清香の家での出来事のように、由美香はキスをされた耳元を覆う。

「強引にされるのは場所がどこでも嫌だけど、ここ職場だよ? 信じられない」

今までになく語気を強めて、由美香は言葉を言い放った。
それを聞いて、翔は唇を震わせる。

「ひどいことをされるくらいなら受け入れるって言ったのに……鍵まで閉めて」

悲しそうな由美香の顔を見て、翔の心はずきずきと痛みつつ……

咄嗟に由美香の脚を半ば引きずるようにして、部屋の真ん中の、生徒指導用の机に、憧れの女教師の体を押し倒す。

鈍い痛みが、ジンジンと由美香の背中に襲う。

「や……め……」

由美香は声を出そうとするのに、渇いた喉から、中々声が出ない。
脚をジタバタさせても、筋肉質の翔に覆われて、どうにも体は動かなかった。
これから起こることを考えると、恐怖で喉が鳴る。
ひくっひくっと鳴る喉から、絞り出すように声を出した。

「も、少し……したら、人……たくさん、しゅ……っきん、してく……るから、お願い……」

「何を、お願い…?」

「こ、これ以上、無理やり…………しないで…」

「ーーわかったから……じゃあ、この間の平田さんの家みたいに……キスしてほしい」

翔の顔が近づく。
興奮しているのか、荒々しい吐息が吐き出されており、由美香はそれを避けようと顔を逸らす。

「が……学校……だよ……」

職場であるにもかかわらず、ありえないほど翔の体が密着しているという非日常で、恥辱的なありさまに、胃がしくしくと痛む。

「すぐ済みますよ」

抵抗の言葉は、そうやって呆気なくかき消される。

翔は許してくれそうになかった。

由美香は意を決して、左手で肩をゆっくりと引き寄せた。
翔が自ら、由美香の唇を塞ぐ。

否応なしに、翔の舌が入り込んでくるから、由美香は唇を開かざるを得ない。
翔の機嫌を損ねるのが怖いからだが、その光景はまるで、愛おしい男にキスをするようだった。
じっとりとした手つきで翔の二の腕をなぞりながら、舌の腹から先に力を入れて彼の口腔内を、ゆっくりと掻き回す。

「ん……ふ、ぅ……んっ」

そんなねっとりとしたキスをするせいで、職場というキスをするにはふさわしくない場であるにもかかわらず、胃がしくしくと痛んでいたはずなのに、どんどん腹の奥に熱がこもっていく。

由美香はゆっくりと舌を動かしていたが、翔はだんだんと興奮してきたのか、由美香の舌の動きに任せることなく、縦横無尽に舌を動かし出す。

さらには無理やり由美香に舌を出させ、由美香の舌の表面を舐めとるように、翔は自分の舌を撫でる。
そのせいで翔の唾液が流れ込み、忌避したい気持ちになるが、目をぎゅっと閉じて我慢した。


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