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意地悪な女性とメル友になる
【女性向け 官能小説】

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偽装メル友-3


9、成人してからの彼女

「私、アルバイト生活。生活苦しいんです」と私が言う。
するとピンお姉さまは答えます、「それならメールアルバイトなんかどう?或いは出会い系サイトのサクラ。そこでオトコを釣っていかにも思わせ振りなこと言ってね、メールを長引かせるの。オトコたちは会にその分お金払って、ねっ、それだけ話せば分かるでしょ」
「パソコン使えば1日に何人もお相手できますね。私やりたい」
「私もやったことあるけど、暇な時にいつでもできるし、意外と稼げるわ」

「私、いろいろやったわ。学生時代はガールズバー、キャバクラ、それからここだけの話だけど、個室付浴場」
「個室付浴場?」
「ソープランドっていうやつよ」

私はソープランドってお客さんの体洗ってあげたり、肩でも揉んであげるサービスかと思ったら違うらしい。
こんな話はもうきりがないので、別の話しますね。

10、ピンお姉さまと会社の専務の関係

ある時、ピンお姉さまが、「私、今の会社にいられるのは専務さんのお陰なんです」と。
私はこれは凄い話だと思います。だってこの本当の私がピンお姉さまと同じ会社に勤めてて、彼女はそれを知らないんですから。でなかなゃそんなことを私にしゃべる訳ないし。

ピンお姉さまを誘導しながら聞き出した話はこうです。
彼女は元々専務を個人的には面識はなかったのです。ある雨降る日、いかにも経済的に余裕がありそうな高齢者手前の男性が雨宿りをしているのを見かけました。
彼女はその男性に声をかけ、一緒にアイアイ傘。そのまま食事へ、、、。彼が専務さんなんです。
それから数回二人は食事をして、ある夜はホテルへ、、、。
彼女はソープランドで働いていることは正直に話し、専務さんはお客として来店するようになりました。

11、専務さんがピンお姉さまを会社へ

ピンお姉さまは専務さんを上手くたぶらかして会社に入社したのです。
専務さんは奥様もいらっしゃいます。お子様はそれぞれ独立、奥様と二人暮らしです。
会社は大企業ではないものの、中企業で決して零細企業ではありません。
同族会社でもないのになぜ専務がそんなに力があるのか私には分かりません。
ピンお姉さまによると、まだ専務さんとの肉体関係は続いていると。でも、アッチの方は元気ないみたいです。

12、これからの私

ピンお姉さまは今や専務さんだけでなく、社長や大株主とも性的関係を結び、また反社会とも繋がりがあります。
というわけで、脅しが利いているのです。
私はどうすればいいか、どうすることもできません。いや、もう何もしたくないのです。ピンお姉さまを脅かしても、周りにしゃべっても、なぜそんなことを知ってるの?となるし、そんなことに巻き込まれたら、私、お嫁に行けなくなっちゃう。
古今東西、歴史上、男社会で権力を持つ女性は恐ろしいのが多いですね。
私の様な女性たちが、極々当たり前の権利を持てば、こんな不条理は起きないのに。
そうだ、私は心理的にはピンお姉さまに優位に立てるようになり、精神的に安定するようになったこと、皆さんにご報告して筆を置きます。

(おしまい)


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