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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 綾 16-1

7時過ぎ 久保田家
綾は帰宅してうがいと手洗いをしたあと
居間にやってきて

「ただいま」
「綾 おかえり ご飯 今用意するね」

綾の姿を見るや
テキパキと綾の夕ご飯を用意する母親
机について待ちながら綾は辺りを見渡す

(おばあちゃんはもう 部屋に引っ込んでるのね
 幸子も2階なのかな…?)

そう考えているうちに
母親が机にご飯を並べていた

「いただきます」


……
………

ご飯を食べ終えた後
母親に話しかける

「おじちゃん 夕ご飯食べてないよね?」
「あ うん そうね
 4時半過ぎにくみこちゃんがきたみたいで
 パスタ ちょっと食べた程度みたい」
「そっか あまってるご飯でおにぎり作ろうと思うから」
「わたしが作っておいてもいいけど
 綾 自分で作りたいんだよね?」
「うん おにぎりぐらいは作れるだろうから
 自分で作ろうと思う」
「わかったわ 綾 お風呂入ったあとでしょ?」
「そうだね お風呂入ったあとで台所に来るから」
「じゃあ、あとはお願いね」
「うん ごちそうさま」

母親が食器をもって台所に向かうのを見てから
自室に戻りお風呂の用意をしていると
扉をノックする音が聞こえてくる

「おねえちゃん 入っていい?」
「どうぞ」

幸子がうつむきながら部屋に入ってくるのをみて

(精神状態よくなさそう)

「幸子 顔色も悪いし精神状態もよくないようだけど」
「うん…よくない」
「おじちゃんのこと?」

綾が幸子にそう問いかけると
幸子はビクッとしつつ両手をパジャマのズボンを握る
そのあと口を開く

「LINEもスルーされちゃうし…わたし きらわれちゃった
 うぅ…」

(やっぱり おじちゃん 関わりたくなくなっちゃってるんだね
 どうすればいいのかわからなくなる)

幸子の様子に頭を抱えてしまいつつ

「しばらく お互いに離れた方がいいんじゃない?」
「それは…でも…」
「今のまま 幸子がイライラしておじちゃんいじめると
 ますます嫌われるよね」
「うん…それも…いや」
「だから 幸子も落ち着くまで離れてみて
 それでも…おじちゃんのこと好きなら
 ちゃんと考えて…話し合わない?」
「おねえちゃんは…割切ってるんだよね」
「わたしはそうだね ゆいちゃんやくみこちゃんに
 甘えているのも気にしないことにしてるし」
「わたしは…気になっちゃうからイライラしちゃう」

幸子の言葉にため息をついてしまいながら

「それでいじめたら…ますます…だよ?」
「ごめんなさい」
「頭を冷やす時間必要だと思うから
 しばらく 離れてみよう?」
「うん わたしがちゃんとえっちもさせてあげれたら
 まだ違っていたのに」
「それは…怖いんでしょ 仕方ないじゃない」
「そうだけど おねえちゃんもゆいちゃんもくみこちゃんも…
 しちゃってるのに」
「ゆいちゃんに対するコンプレックスとか
 気にするなとは言わないしわかるから
 あの子のすごさ…コンプレックスになるのはわかるから」

(優等生でいる幸子はすごいと思うけど
 それ以上にゆいちゃんはいろいろすごいから
 隣にいて劣等感に蝕まれてしまうのは仕方ないかなぁ
 ゆいちゃんに一目惚れしちゃう
 おじちゃんの気持ちも…そうだよね はぁ
 でも、ゆいちゃんはともかくとして
 くみこちゃん…同学年に幸子とゆいちゃんがいるのに
 くみこちゃんは出来る分野で頑張ってるよね)

「ゆいちゃんには勝てないのは理解してるもん
 でも、くみこちゃんにまで勝てないのは
 くやしくて」

幸子のそんな言葉に改めて頭痛を感じる綾

「くみこちゃんは勉強とかはどうなの?」
「学校では目立ったこともない」
「勉強では幸子とゆいちゃんでしょ」
「うん でも、料理もするようになったり
 おじちゃんのこと色々面倒見てるのみると」
「それが悔しいのね」
「うん…えっちも…そう」
「そっか 幸子 料理もなるべくしたら?
 料理しないわたしが言うのも変だけど
 ゆいちゃんはしてるんでしょ? 忙しいのに台所に立ってるんでしょ」
「うん ゆいちゃん 毎日してるみたい」
「おじちゃんに食べさせたいと思うんだよね」
「それは うん 今日もわたしのせいで朝も昼も食べてなかったみたいだもん」
「幸子に必要なのは幸子自身が自信を持つことだよ?
 コンプレックスだらけだよね」
「うん さゆりちゃんもしおりちゃんも頑張ってるのに
 わたしは…イライラするといじめる」
「しばらく 離れながら 料理とか
 くみこちゃんにも負けない自信持てたら
 あらためて おじちゃんに 処女あげる覚悟したら?」
「うん わかった しばらく そうする」

幸子の表情もさっきまでと違って
前向きになったのを見て

「大丈夫そうね おじちゃんには言っておくからね
 台所に毎日たつみたいだからちゃんと食べようねって」
「ありがと おねえちゃん」

幸子が部屋から出て行ったのをみてから
あらためてお風呂の支度をして
お風呂場に向かう

(ふぅ…幸子の精神状態を落ち着かせるのは大変だなぁ
 ゆいちゃんへのコンプレックスはわかるんだけど
 くみこちゃんに対しても…となるのは
 困ったなぁ
 さゆりちゃんとしおりちゃんにも
 そうなんだろうし
 おじちゃんが他の子とエッチするのが嫌となると
 色々 難しいよねぇ
 わたしみたいに割り切れたら楽なのにね…)

湯船に浸かりながら
色々と考えてしまう綾だった


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