スイムインストラクターは-1
僕が大学四年になって9月末頃、「はぁ、はぁ、はぁ、し、慎一、今度内定式があるでしょう?」と美幸さんが僕におちんちんを突っ込まれたままの状態で言いました。「はぁ、はぁ、はぁ、う、うんそうですね。」 「はぁ、はぁ、はぁ、でね、そろそろあなたも体をスリムにしておかないとね。」 「は?体をスリムに?どうしてです?」 「慎一、あなたさあ、私の専属秘書になるのよ。あなた昔から運動音痴でさ、お腹のあたりなんか脂肪がかなりついているじゃん。」 「は、はあ、そうですね。」 「私といつも一緒に行動するのよ。私と同じように少しは体を絞ってよ。秘書のあなたがこんなにお腹を出していたらどっちが秘書か分からなくなるわよ。」 「は、はあ、でも・・・。」 「だから、明日から月水金は私と一緒にスポーツジムへ行って運動しようよ。」 「僕は美幸副社長が決めたんなら従います。」 「じゃ、明日の月曜から夕方一時間だけでも行こうね。」 「は、はい。そろそろもう一度いきますよ。」 「うん、愛してるわ!慎一!あぁ〜!あぁ〜!」
次の日の月曜日、早速僕は美幸副社長に連れられてジムに行き入会手続きをしました。ジム専用のユニホームを受け取りそれに着替えてランニングマシンの所へ行くと美幸副社長が走っていました。「あなたはさ、初めての運動だから歩くことから始めなさい。まず一時間は歩ききること。」と時速4キロくらいから動かしてくれました。窓の外の景色を眺めながら水分を取りつつ美幸さんは走り、僕は歩き続けました。そして一時間が過ぎ、「ふ〜、いい運動になったでしょう?」 「はあ、ま、歩いていただけですからね。」 「うん、歩くことからはじめるのがいいのよ。水曜日は水泳ね。」 「え〜!す、水泳!ぼ、僕・・・。」 「どうしたのよ?怖いの?」 「ぼ、僕泳げないんですけど。」 「大丈夫よ、ちゃんと専属のインストラクターを付けてあげるから。」 「僕、水着もないですよ。」 「大丈夫、ここ専用の水着とキャップも買ってあるから。」 「は、はあ、美幸さん・・・、ひどいですよ、そんな。」 「文句を言わないの!嫌なら内定取り消しよ!」 「え〜!それもまたひどい、トホホ。」
明日は水泳という火曜日の夕方、「これさあジムの水着なんだけど着てみて。」 「は、プールで着る水着ですか?」 「そうよ、とりあえず裸になって着てみてよ。」(40年も前のころは競泳用水着と言えば小さくてお臍も丸見えだし、おちんちんが隠れる程度の水着でした。今は膝上くらいまでありますからね。)僕が貰ったジム用の水着を着ると、「やっぱり、これじゃあダメね。」 「は?何が?」 「何がってほら、これって競泳用の水着だからさ、慎一毛深い方じゃないけど毛がはみ出ているでしょう?恥ずかしいわよ、これじゃあ。」 「あ、本当だ、かなりはみ出てますね。」 「よし、これからこれを処理するか?」 「え〜!嘘!」 「水着を脱いで。」 「は、はあ、どうするんです?」 「いいからバスルームへ行こうか。」 「はあ。」二人でバスルームへ行くと、「とりあえずハサミで短くしてから脱毛クリームで脱毛しちゃうか?」 「え〜!脱毛するの?は、恥ずかしいですよ。」 「何を言っているの!私もあなたのママも脱毛しているでしょう?アメリカでは男性もみんな脱毛するのよ。ツルツルよ、その方が衛生的なんだって。それに女性なんか見た目が可愛いでしょう?子供の様で。」 「は、はあ、でも男性はねえ。」 「男性も可愛いじゃん。はい、そこに立ってじっとしていなさいよ、動くとハサミの刃でケガするわよ。」 「トホホ。」
美幸さんは僕のあそこの毛をハサミで短く刈ってしまい、自分が使っている脱毛クリームを塗って、「しばらくそのままよ、いい?」 「は、はあ、なんか情けないような気がします。」と僕が言うと、「そんなことはないわよ、ほら。」と僕のおちんちんを両手で扱き始め大きくカチカチにして、「ほら、可愛いじゃん、ね。この方が女性も喜ぶわよ、きっと。これからもこのおちんちんはいろいろ活躍するんでしょう?違うの!」 「え!そ、それは・・・。」結局脱毛クリームできれいさっぱりお尻の方までツルツルにされてしまいました。
水曜日、僕は嫌々スポーツジムに引きずられるようにして連れてこられました。「はい、これ慎一の水着とキャップ。着替えたらプールにおいでよ!」 「は、はあ。」僕はトホホな気分でロッカールームで着替えてからプールへ行きました。始めて着た水着は競泳用の為か隠せるところがあまりなくて凄く恥ずかしいです。それにおちんちんのことろはカップが入っていて少し痛くて・・・。プールサイドには美幸さんともう一人女性が立っていて、「こっちへおいで、こちらがインストラクターの伊藤さん、加山慎一君です。ほら、このお腹、ね、お願いだから少しは泳げるようにして下さい。」 「はい、お任せください。加山さん、私の言うとおりにすれば怖くはないですからね、いいですか?」 「は、はい、でも・・・。僕泳げないのでお手柔らかにお願いします。」 「大丈夫ですよ、頑張れば泳げるようになるし引き締まった体になりますよ。水泳は一番エネルギーを消費しますからね。」 「は、はあ、よろしくお願いします。」 「じゃ、先生、加山君をお願いします。」 「はい、お任せを。」 「私は向こうのコースを泳いでいますので。」と美幸さんは反対側のコースへ行ってクロールで泳ぎ始めました。
「さ、加山さん、まずは水になれることからしましょうね、まず水に浸かりましょう。」 「はい。」僕はプールの中に恐る恐る浸かっていきました。温水プールなので一年中泳げるみたいですね。僕はインストラクターの伊藤さんに手を引かれ水の中をゆっくりと歩き始めました。水の抵抗は想像以上でなかなかうまく歩けませんでした。伊藤さんは、「そうそう、まず水になれることが大切ですからね、うまいですよ、そうそう、ゆっくりでいいですよ。」と優しく手を握り話しながら僕を誘導してくれます。