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痴漢防止協会
【調教 官能小説】

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電車の中で、、、-5

その5、会長さんとの面接、
副会長さんとの面接は終わり、再び会長さんとの面接。
「ご苦労様」
「私、もう耐えられません。これからもこんな扱いを毎日受けるなんて」
「うん、いいですよ、何でも正直に話して!」
「副会長さんの私への扱い。なんであそこまで冷酷になれるのでしょうか?」
「そう、その調子!心にあるままを口に出してね!」
「副会長さんには言わないで欲しいのですが、この施設から早く逃げたいです。」
「副会長さんには必要な事は話します。けど、あなたが何を言おうと副会長さんはそれで態度を変えることはありません。自分の役割を果たすだけです。ただ、あなたの様な人をいじめるのがちょっぴり好きというのは確かです。でも、この仕事は彼女の天職だと言えますね。今回のあなたとの面接、きっと彼女も大きな収穫があったとおもいますわ」
「さて、あなたはこの施設から出たいのですね。まず、申し上げることは、出るのはいつでも出られます。あなたの自由です。」
「えっ!」と私。
「ここはあくまでも政府から委託された民間施設です。そして、私どもの権限は逮捕までです。その後についてはあなたの自由意思で決まります。ただ、新たな問題が生じます。」

「あなたは本来はまずは警察へ行って取調べを受けます。あなたのやったことはいわば軽犯罪ですから、警察も細かに調べるとか真剣に対応してくれません。形式的に取調べて無理やり不利な自白をさせ、あとは検察、裁判所とエスカレーターです。無罪を勝ち取るのは難しいし、仮に勝ち取ったとしても、将来の人生は滅茶苦茶です。」
「あなたは私どもに守られているのです。本協会で預かっている以上、警察もさらには被害者女性も手出しはできないし、あなたのプライバシーと名誉は守られます。前科になることもありません。」
「被害者女性には誠意を持ってお詫びします。そして、もう二度とこの様なことは繰り返しません。」
「実はその考えは却って面倒なことになります。」
その後、会長さんから説得されてしばらく施設にお世話になることになりました。
会長さんの話だと、私はあまりにも純真過ぎる。社会は何でも誠意が通じると思ったら大間違いだと。被害者女性の中にはここぞとばかり示談金をふんだくるのもあるとか。
「さて、あすからは副会長さんとは一味違う面接官にお願いするから、心得て下さいね!」
「ひょっとしたら、あなた、女性面接官をを気に入っちゃうかもよ。」と珍しくいたずらっぽく微笑む会長さんでした。


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