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痴漢防止協会
【調教 官能小説】

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電車の中で、、、-10


翌日、会長さんから呼ばれました。話があるとか。
「きょうは私と二人でゆっくりしましょう。話が長引いたら昼食または夕食を食べながらお話しましょう」
「あなた、世の中、特に警察とか検察の怖さをしらないみたいね」
「そこで思ったの。この協会で擬似体験していただこうかと」
「はい、何でも勉強ですから」
「女性たちも勉強になりますわ。いい体験となると思います」
「早速あすやりましょう。あなたは、チカンして民間人に警察につき出されたという設定で。冤罪でね。日本の警察だと差し障りがあるから、どこか外国の警察ということにしますね。あなたは日本の警察と心得て!多少の乱暴もあるけどガマンガマンね」
次の朝、女性たちは背広または男性を思わせるようなビジネススーツ。
次の日、言われた通り廊下を歩いていると、ある男性(実際は男性のふりした女性)が私の腕を掴みました。
「警察に行こう。お前俺の妹に変なことやったな!見てたぞ。とにかく言いたいことあったら警察で」
(会長さんの話ーやってないのだからと安易に警察には行かないこと。とにかく先に被害を主張した方が勝ち)
警察で、、、。
「こっちの部屋に入れ!こら、ぐずぐずしない」
「あのお、私、何も」
「とにかく部屋で話は聞こう」
「ほら、そこへ座れ」
「あのお、私、何もやってないんですけどぉ」
「何をバカなこと言ってる!何もやってなくてここにいるわけないだろう。しかも、この部屋を何だと思ってる?取調室だぞ」
「私をここへ連れてきたあの男は?とんでもない言い掛かりですよ」
「何?じゃ、あの男は嘘つきだとでも言うのか、あーん?」
「嘘つきかどうかは分かりません。ただ、事実と違うことを言ってます」
実はもう一人警察官がそばにいて、「彼が嘘言ってるという根拠は何だ?」
「今、彼はどこにいるんですか?会わせてくださいよ」
「それはできないよ。両方の言い分は別々に我々が聞く。被害者と加害者は一緒にはしない」
「被害者と加害者って、どっちが被害者なんですか?」 
「そんなことより、おまえ、女性がモジモジしてたら逃げ出したというではないか」
「なにもそばにいることもないと思って」
「悪くもないのになぜ逃げた?あん?」
「べつに逃げたわけではありません。彼女の様子がおかしいから」
「何がおかしかったんだ?」
「ひとの顔をじろじろと見るから」
「おまえが何かやったから見たんだろう?」
「いえ、何も」
「うそ言え。ここをどこだと思ってるんだ?警察をなめるな!おまえが何もやってないのに見るわけないだろ、あーん?」
「ちょっとお手洗い行きたいのですが」
「しょうのない奴だな。行ってきな」
取調室へ戻ると、警官が四人に増えていました。
皆、口々に、「立て!持ち物検査だ」「ほら、キョロキョロしない!」。
今度は「座れ!」と。
警官四人に無理やり椅子に、、、。無理やりでなくても座ったのに、、、床に押さえつけます。さっぱり分からないですよ。
「あっ、何するんですか?やめてください」。
警官役の女性たちは手分けして私を押さえ込む、一人は甘味な胸を押し付けるように。一人が太ももを私の股に絡ませる。
「おい、この男を少ししずめてやれ」と誰かが言うと、別の一人がお尻から手を入れて股を軽く擦ります。これはある民族で母親が子供をおとなしくさせるのに使う手法だとか。

突然ある刑事が取調室に入ってきました。すると、今まで私を取り押さえながら詰問
を続けていた警官はすぐに部屋を出ていきました。
実際には、刑事役は女性会長さん、警官は女性の協会メンバーであることは今さら言うまでもありません。
刑事役(会長さん)は落ち着いた雰囲気で話を続けました。
「なに?私はやってない?だが、被害者が訴えてきているからな」
「このままだと逮捕せにゃならん」
「まさか!じゃ、被害者に会わせてくださいよ。どこの誰ですか?」
「それは個人情報だからな。ここではいはえないのだよ。あんたに会わせることもできないね」
「それならどうだ?取り敢えずこの供述書を用意したから読んでくれるかな?」
「あんなに誤解されるような素振りがあったんだろう?それも書いてある」
「???」
「精一杯に公平な書き方だな!」
「まあ、きょうのところはこれにサインだけでもして、言い分があるなら本署に行った時に話したらどうだ?」
まあ、実際はこんな単純にことが進んだ訳ではありませんが、私はフラフラッとサインをしようとした瞬間、「待った!擬似体験はこれでおしまい」と会長さん(刑事役)が言いました。
「あなたは重大な失敗をしましたね?分かりますか?」
はっとしました。分かりました。そんなに簡単にサインなどしたら後々取り返しのつかないことになります。
その後、会長さんから丁寧に説明を受けて擬似体験は終わりました。


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