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温泉宿
【ショタ 官能小説】

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待ち合わせ-1

街にはクリスマスソングが流れ始めた。今夜は、寒波の影響でどことも今季1番の寒さだ。暗く星の見えない夜空に、白い雪が舞っている。道には徐々に雪が積もり始めた。

仕事を早く切り上げた私は、駅のロータリーでスマホに目をやる。待ち受けに写った時刻は、18時50分。待ち合わせの時間まであと10分ある。待っている相手の顔はわからない。インターネットの掲示板とメールでやりとりしただけの関係だ。年齢は50後半で、同じ趣味ということと、同じ教師という仕事を過去にしていたいうことは知っている。見た目はわからない。男の趣味は、男児性愛だ。


ロータリーに、あきらかにレンタカーだと分かる白いワンボックスの車が入ってきた。運転席の男は、50代の白髪の男が乗っていた。目があう。向こうは穏やかな表情だったが、こちらはおそらく緊張していただろう。歳の差は、20歳。その差が心の余裕に出たのだろうか。


男がメールで教えてくれた温泉宿へは、ここから1時間ほどだ。山道を抜ける。さあ、出発だ。


車に乗ってしまった。冷やかしでもなんでもないリアルな出来事。もう後戻りはできない。車窓から見える街が遠い存在に見える。男は、こちらの緊張を察してか、穏やかな口調でいろいろな話をしてくれた。10年ほど前まで小学校の教師をしていたが、今は会社を経営していること。独身だということ、そして、毛の生えそろわないくらいの男の子が好きだということ。これからいく温泉宿のこと。などなど。男は、佐藤と呼んでほしいと言った。こちらは、佐藤のおかげで、いくぶんか緊張が和らいだ。こちらも、自分も同じくらいの子が好きだということ、このような出会いは始めてだということ、今日は終業式があったことなどを話した。自分のことは、田中と呼んでほしいと伝えた。もちろん仮名である。山道を抜け、車は、寂れた温泉街に着く。ようこそと、書かれた看板は錆が目立ち、苔がびっしり。山々に囲まれた谷間にある温泉街。昔は、秘湯として栄えたらしい。

車は温泉街のメイン路を抜ける。お土産物を売っていたであろう店が並ぶ。どれもシャッターを閉じて久しい感じだ。

宿に着いた。以外に大きい5.6階の鉄筋コンクリート構造。煌々と紅井提灯。

佐藤と一緒に車を降り、中へ。佐藤は、ここによく来るらしく、受付の女性と何やら会話をしたあと、部屋の鍵と、、、ベネチアンマスク?を持って、さあ行こうと話す。

訳もわからず部屋に向かうと、普通の部屋であった。まさかの佐藤と同じ部屋であった。

この後、2階の大広間で宴会があり、そこへは、ベネチアンマスクと浴衣姿で行くらしい。可愛い子が並ぶとだけ聞いた。

私は、ドキドキする気持ちを抑えながら、言われるがままに、浴衣に着替えた。黒に赤い縁のベネチアンマスクをつけた。
四話 宴会場

佐藤の案内で2階の宴会場へ向かう。普通の旅館と変わらない景色、ただ一つ違うのは、ベネチアンマスク姿の男たちがいること。

宴会場は、かなり広く、懐石らしい。中居から佐藤だ私の場所を案内された。案内が終わると、中居は、幼稚園の子のつけるようなひよこの名札を渡した。佐藤さんと名前が書かれている。佐藤によれば、気に入った子にこの名札をつけて、宴会後に部屋に連れ帰るらしい。名札の裏には、お客さまも稚児も下着より先は脱がないことと粘液のふれあいはここでは禁止と書かれてあった。

宴会場の前は、カラオケスペースになっており、少しだけ高い台になっていた。

しばらくすると、、、そこに30名ほどの男の子が、並んだ。全員浴衣姿。6歳ごろから中学生ごろの子が、白地に赤い金魚の柄の浴衣に裸足といった姿で入ってきた。客は、12.3名。
五話 出会い

宴会が始まった。15分ほど交代で男の子がお酒を注いだり横に座りにくる。最初来た二人は、中学くらいの二人で慣れているのかいろいろと話していたが、こちらが緊張し、お酒を注いでもらっただけで終わった。隣の佐藤は、小学3年生くらいの二人の浴衣の帯を解き、黒とグレーのボクサーブリーフの上からさすったりしていた。


次に来た子に、私は、驚いた、、、。自分の担任するクラスの子だった。4年生の男子。。。


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