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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩との癒されセックス-1

*



十九時頃。

「俺らは二人で飯、食ってきます」

拓真はそう言って、ホテルからの道のりで、下ろしやすい最寄り駅に停車した。

そこは職場のある駅から三駅ほどの、清香の自宅のある駅だった。

由美香の体の倦怠感は凄まじかった。
自分で彼らを受け入れるといいつつ、二人を受け入れることがどれほどのことなのかを改めて知る。

彼らがどれだけ優しく扱おうとも、まだ自分の心が追いつかなかった。
スタート地点に立つこともできない、と言った拓真の気持ちを否応なしに理解せざるを得ない。
言葉では受け入れると言っていたとしても、どこか無理やり発情させられた体に得られる快感のせいで、心を傷つけていたらしい。

泣きそうになりながら、小さな駅の改札に向かおうとした時だった。

「ーー先生?」

定期券ケースに入れたICカードを押し、改札から出てきて顔を上げたのは、清香だった。

黒の、臀部まで隠す長めのチュニックブラウスに、色あせた細身のジーンズを履いた清香。
どこか買い物でも行っていたのだろうか、ショップバッグをふたつほど抱えている。

「あ……」

動揺が隠せなかった。思わず声を出してしまい、挨拶もできなかった。

外気温によって出る発汗ではなく、冷や汗が出てくる。

清香の家に行くでもない限り、ここに由美香がいることは有り得ない。特に、買い物をする場所もなく、住宅街ばかりの地域だった。

動けない由美香に、清香が近寄ってくる。

じっと見つめられるが、目が泳いでしまう。

ふぅ、と清香はため息をついた。

「先生、顔、めちゃめちゃ疲れてる。先生、いつも土曜日なら早く帰るのに……この時間……遅いですよね」

「う……ん」

「ーー泊まってっていいですよ」

「あ……ちゃんと、帰れるから。大丈夫だよ」

「そんな泣きそうな顔してるのに?」

言われた瞬間、感情が決壊した。ぽろぽろと、涙が零れ落ちる。

「何も聞かないから。泊まってって。これはあたしのわがままだから」

清香の家は、エアコンのタイマーをつけていたおかげで冷えている。
家に着くなり、ぼーっとしてカウチに座る由美香に、「服洗うんで、脱がせます」と言って黒いカットソーの裾に手をかけた。
服を脱がせようとすると、先日洗った下着とは異なる様子のーーセクシーな下着だった。
清香は思わず目を見開く。
黒のハーフカップで、レースがあしらわれたもの。

「……あ、ごめん……脱げるよ……」

由美香はそう言うと、ワイドパンツを脱ぎ、ストッキングをゆるゆると脱ぎ出す。
細いが、年齢相応にむっちりとした下半身に身につけていたのは上の下着とお揃いのTバックだった。
家から身につけていたものから、シャワーを浴びた際に下着は着替えていた。

清香はどきんっと胸を高鳴らせる。


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