女教師、同性後輩との癒されセックス-4
ーー背中に柔らかな感触を感じた。
目の前は壁で、壁ギリギリの位置で寝ているらしいことがわかった。
ゆっくりと目を開けると、腹の辺りに腕が回されている。
(何でだっけ……? あたし、昨日誰かとホテル入った……?)
寝ぼけ眼でそんなことを考える。
いや、着ている服は自分の寝巻きだし、自分の部屋の匂いがする。
「ん……」
ゆっくりと振り返ると、由美香が目の前にいる。
(あ……そうだ。昨日、先生と駅で会って……)
「ん……清香ちゃん」
名前を呼ばれたかと思うと、由美香の目がゆっくりと開く。
「ごめん、めちゃくちゃ端っこに追いやっちゃった」
「え、いや……大丈夫です」
「寝過ぎちゃったかな……シャワー、借りてもいい? メイク、落とさなきゃ」
「あ、もちろんです。先生が前来た時にあげた下着……洗濯機の上置いてあるんで、使ってください」
昨夜、浴室乾燥した洗濯物は夜中起きた時に取り込んだはずだ、と思い返す。
時刻は四時頃だった。
由美香がシャワーを使っている最中に、清香も歯を磨く。
だらけているとはいえ、なるべく由美香に不快感を与えたくなかった。
昨夜洗濯した由美香の服を畳んで、カウチの上に置いておく。
そして何食わぬ顔で、ベッドの中に潜り込んだ。
しばらくして、由美香がリビングへ戻ってきた。
当たり前のように、清香のいるベッドに、由美香も入ってくる。
「疲れ……取れました? やっぱり一人の方が、良かったかなとも思って……すみません」
「何で謝るの。助かった。ありがとう。だけど……ダメよ? あんな無防備なの」
「え?」
「ーー声しなくても、不自然に吐息荒いの、側にいたらわかっちゃう」
顔を近づけてふふっ、と由美香が笑う。
昨夜の自慰行為がバレていたのだとわかり、清香は顔を熱くさせた。
「え、あ……何のこと……ですか」
「シテたでしょ? やらしいこと」
ド直球に尋ねられ、清香は顔を逸らす。
「側に人がいるのに、我慢できなかったの?」
「ち、違います……っ。先生が側にいるから、もっと、我慢できなくなったら困るって……も……ヤダ……」
清香は壁側を向く。
由美香に手を出したくなくて、した行為がバレていただけでなく、責められたことが恥ずかしかった。
「だ……って、先生のあんな下着姿……見て、綺麗だったから……我慢……できなくなって、先生にひどいことするかもしれないって、嫌だったんだもん」
「そうなの?」
後ろから抱きしめられる。
「ずるいままでいる」と言った由美香のこんな行為に、清香の目頭が熱くなる。
「あたしとしたくなって、でも、我慢してくれたの?」
「泣いてる人のこと、抱くほど鬼畜じゃありません……」
「だから一人でシたの……?」
人差し指の感触が清香の耳元に伝わる。
髪を耳にかけられて、耳の軟骨部分に、優しく唇が押し当てられる。