日菜の初絶頂-4
日菜は無意識に健斗のペニスを口に含む。意識朦朧の中で大好きな精子の味が口に広がる。
(幸せ…)
初絶頂のご祝儀のように思えた。エクスタシーの余韻はいつもより滑らかに長く感じた。日菜はゆっくりとゆっくりとペニスを舐めながら余韻を冷まして行く。
「姉貴…、姉貴?」
日菜は健斗の声でゆっくりと目を開ける。
「んんん…」
エクスタシーに達した後、初めて健斗の顔を見た日菜は、また一段と健斗を愛する自分に気付く。思わず照れてしまう。
「姉貴、イッた?」
ムードも何もない言葉だが、健斗なら許せた。日菜は恥ずかしそうに答える。
「う、うん…。へへっ…」
健斗の顔が本当に嬉しそうな顔をした。
「やった…!やっと姉貴をイカせられた!姉貴、初イキおめでとう!」
はしゃぐ健斗が可愛らしく感じた。
「ありがとう…」
「で、どうだった?イクッて??」
「すっっっっっんごく、気持ち良かった。」
「マジ?どのぐらい?死んじゃいそうなぐらい?」
「え?な、何で?」
「だって姉貴、死んじゃう死んじゃうって言ってたじゃん。」
「え?私、そんな事言った??」
自分で何を言ったか全然覚えていなかった。少し困惑する日菜に健斗は、それほどまでに気持ちいいんだな、と理解した。
「あ、ごめん、思わず顔にかけちゃった…」
「あ、いいの。平気♪」
愛する男と会話しながら余韻が冷めて行く感覚が物凄く幸せに感じる。愛がどんどん健斗に吸い取られて行くような気がする。きっと女はまたセックスして愛を生産し、そしてまた男に供給し続けるものなのかも知れないなと思った。
「でも今日はギリギリまで指でしちゃったから、今度は最初から最後までチンポでイカせられるようにならないとなぁ!」
「ンフッ、だから私は別にイカなくても…」
「でもまたイキたいでしょ?」
「えっ?あ、う、うん…」
「でしょー??よーし、頑張らないと!」
「もー♪」
そんな会話をしながら、いつのまにか体を抱きしめあっていた。
(でもイク時の姉貴、凄くいやらしかったな…。姉貴があんなんなっちゃうんだ…。もっと姉貴のいやらしいトコ、見てみたいな…)
もっと色々学んで日菜をもっともっといやらしくしたい、そう思った健斗だった。