日菜の初絶頂-2
だが次の瞬間、突然ですが膣から健斗の指が抜かれた。
「あっうぅん…」
日菜にとっては一気に登り始めたジェットコースターが急降下したかのような感覚だった。日菜はいかにエクスタシーの頂きが高いかを体感したような気がした。だが急降下したジェットコースターがいきなりまた急上昇。まるでターボエンジンが火を吹くよな加速に再び大きく体を反応させる。一体何が起きたのかと思い目を開けると、健斗がペニスを差し込み激しく腰を動かしているのが見えた。
(チンポで姉貴をイかせたい)
ずっと思っていた事だ。まして日菜の初イキだ。指ではなくペニスでイかせたかった。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!」
消えかかったエクスタシーの予感が再び現れた。膣の感度がどんどん増していく。ジェットコースターが坂を昇りながらイクぞ、イクぞ!と待ち構えているような感覚。だんだん大きくなって行く。
(きっとイク…)
まだイッた事はないが、本能でそう感じた。きっと物凄く気持ちいいんだろうなぁ…、そう漠然と想像していたエクスタシーをとうとう体感する…、その期待を抱きながら、挿入による大きな快感に日菜は体全体で悶える。何を言おうとして口を開く余裕はない。口からは自ずと喘ぎ声と健斗の名前が出てくる。
「あんっ!あんっ!あんっ!あんっ!健斗…健斗ぉっ!」
今までの挿入の中で間違いなく気持ち良かった。それは健斗が意識的に亀頭を数の子天井のザラザラした箇所を擦り付けるように挿入しているからだ。日菜は女として必要な力をペニスに奪われていくような気がした。
「ハァハァ、姉貴…!」
腕にしがみつく日菜の顔をジッと見つめる。初めて見る日菜のイキ顔を逃さまいと。どんどん歪んで行く日菜の顔を見ると健斗は野性的な興奮を覚えた。
そして日菜にいよいよその瞬間が来る。膣から発生した快感の泡がどんどん膨らみ全身に膨れ上がる。
「ああん健斗ぉっ…、イクっ!イクッ!イッちゃうっ!!
その言葉に大きな興奮と鳥肌が立った。女がイク瞬間をこの目で…、健斗の目はギラギラしていた。
「ああん!イクッ!イクッ!イクッ!」
こんな状態になったらあとどのぐらいでイクのか分からない日菜。自分でもいつイクのか分からない。日菜の口からはとにかくイクと言う言葉が出てくる。
「イクッ!イクッ…イクゥっっ…!」
だがなかなかイカない日菜は、イク、イクの言葉を響き続かせる。