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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、合意での複数プレイA-5

*



頭がぼぅっとしている。

紫色に、薄暗い部屋の中で、目の前がチカチカと明滅している。

激しく自分で腰を振ったあと、いつの間にか目の前の翔はいなくなっていた。
どさり、と体をシーツに預ける。

ザーッとシャワーの音がしていて、翔がバスルームに向かったことがわかった。

「先生……大丈夫ですか」

まだ一度も射精をしていない拓真が、ペニスを抜いたあと、髪を撫でる。

「しんどかったら、やめます。無理やりしたいわけじゃないので」

「ん……ぅ」

由美香はゆっくりと体を起こす。

うつ伏せに倒れたせいで、胸元についた体液がシーツとこすれてしまっていた。
ゆるくパーマのかかった髪の毛を拓真が優しく掴む。

「多分かかっちゃったでしょ。髪の毛、汚れます」

「ん……」

畳まれた布団と枕に腰を当てるようにしながら、拓真の方に向き直る。

そして髪を掴む手にそっと触れた。

「大丈夫だよ……しても」

拓真はどきんっと胸を高鳴らせる。

許され、受け入れられたわけではない。
これは蹂躙した二人の男に対する諦念の言葉だ。

なのに、髪を撫で、顕になった額に唇を寄せれば、受け入れてもらったと勘違いするほど、その言葉を愛おしいと思うよりほかなかった。

「まだ、元気そうだもん」

ふふっと目線を下に向けて、由美香は笑う。

「体、汚れちゃってるから近づきたくない?」

「そんなわけないじゃないですか」

拓真は苦笑いする。
男が複数で、女が一人の複数プレイは、どうしても男性の体液で女性の体が汚れてしまう。

幾度か複数プレイは経験があるがーーそれを厭うことなく、いかに興奮できるかがポイントだ、と拓真は勝手に思っていた。

拓真はペニスについている器具の装飾部分が上にくるようにはめ直し、スイッチを入れる。

「や、また……それ……」

由美香が体を起こした状態で脚を開かせて、張り詰めたペニスの先端を、赤く充血し、濡れた果肉に宛てがう。

「ん、当たったら……すぐ……」

「すぐいくの? 先生」

ずるんっと由美香の奥まで簡単に到達する。
腰骨に衝撃が走り、器具の振動が陰核に伝わり出した。

「は……ぁっ、んんっ……おかしく、な……るっ、ずっと……こんな」

由美香はたまらず、拓真の肩を掴んでしまう。

拓真は腰を動かさずに、由美香の体がびくびくと震えて唇を結んでも、声が漏れてしまうさまを眺めている。

「嫌……そんな、見ないで……恥ずかしいから」

舐めまわすように体を見られていることに気づき、由美香は拓真へ視線を向ける。

「見ちゃいますよ。ずっと、こうしたかったから」

「んっ……幻滅……したでしょ……あんな、腰……動いて……下品……んんっ」

「下品なんて思わないですよ。こんな綺麗なのに」

平静を装いつつ、拓真の口からは興奮したような荒い吐息が漏れてしまう。
惚れた女の赤い果肉の中に、自らのペニスが収まっているのだから。
あんな強引な行為をしなければ、絶対に触れることのできなかった、彼女のナカ。
興奮しないわけがなかった。


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