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はじめての快感
【その他 官能小説】

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クラブでの出来事-1

20代の頃は、週末は友だちとクラブに行って朝まで騒いでいた。

好みの男性に声をかけられては一緒に踊ってた。

後ろから抱きつかれ踊ることが多かった。
レゲエがかかるとワイニーダンスが始まる。
おしりを突き出す私と腰を突き出す男。
汗だくになりながらも踊る。
首元を掴まれ後ろを任されキスを求められることもある。
応えるのは、私のその時の気分次第。
友だちに見られてもお構いなしでお互い楽しんでいた。

クラブでどんなに楽しく過ごしても、連絡先は断り
今日この場所この瞬間だけ楽しむのが私の中のルールだった。
しかし、このルールは何度か敗れている、、、、笑

地下にある電波の届かないクラブでは携帯の電波も良くない時がある。
友だちと逸れた時は、ロッカーで友だちを待ちながら休憩していると、
同じく友だちと逸れた人が声をかけてくる。
2人でダラダラと会話をしている。
「お姉さん、綺麗でさっきから見ていました。」
なんて言われると嘘でも嬉しくなっちゃう。
「どうせ、クラブマジックだよ。外に出て明るいところで見たら、
私なんてヤバい顔だよー」なんて自虐を行う。
お酒の入ってる人の褒め言葉は、あまり信用していないが
なぜかこの子の口説きは耳にすらすら入ってくる。
身長はそんなに高くないけど、顔も悪くない。
ダボダボのファッションから見える腕は細く白い。
どこかセクシーさが漂う。

「僕童貞なんですよ」
なんて告白から、エッチな話を面白おかしく話していた。
「お願いです。本当にタイプなので連絡先交換してください」
とお願いされるが、私の中のルールは固かった。

「じゃあ、お願いです。思い出に僕の筆おろし手伝ってください」
高かった声のトーンが下がる。
「何言ってるの〜。てか、本当に童貞?こんなにしつこくて積極的な童貞いるのかよ〜」なんて私は笑ってしまう。
 そこから完全な記憶はないんだけど、、なぜか私と彼はクラブを抜け出してタクシーに乗り込みラブホテルへ向かっていた。

「部屋ってどんな風に入るんですか?」
と私に聞いてきた。
(ん〜、やっぱり童貞なのかな?)

つづく


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