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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-1

アタシは杏奈。
松前杏奈。(まさきあんな)
今年成人式を迎えた大学2年生です。

実は先日、最悪のロストヴァージンを経験しました。

アタシはさる国立の大学生ですが、サークルはボランティアサークルに所属していて、時間の取れる時は、小学校や老人ホームに訪問して子供やご老人と遊んだり、語らったりして交流を深めたり、時には駅前に募金箱を抱えて発展途上国の難民支援を募ったりもしていました。

その日は駅前募金で、掲げていた目標額を達成したお祝いも兼ねて、急遽コンパが開かれ、アタシも気分が昂っていた事もあって、ノリノリで参加してました。

総勢15名の賑やかな飲み会だったのですが、アタシの隣には一期上の長谷川さんという男性が座っていました。

長谷川さんとはこの春頃から老人ホームの訪問で話しかけられ、それ以降、何かにつけてお世話になっていて、悪くない印象は受けていました。

相手の年齢を問わず、フランクでフレンドリーに話しかけられていて、アタシが何か失敗しても「大丈夫、大丈夫。問題ないよ」といつも庇ってくれていたので、優しい人だと感じ、心許すようになっていました。

会も盛り上がり、其々各々が募金してくれた様々な人たちの話や個人的な話に盛り上がり出すと、ふいに隣に座った長谷川さんがアタシの肩に手を置いて、「お疲れ様でした。やっぱり松前さんがいると、可愛いから男性会社員とかスゴく募金してくれてたね。その美貌が募金者を引き寄せるんだね。」とアタシの肩を揉み始めました。

それは労りを感じさせ、優しさを感じたんです。
お父さんがお母さんに対してよくやっている風景を思わせました。

「いえいえ、美貌だなんて。アタシなんか。もっと綺麗な人だってたくさんいるじゃないですか。同期の佐藤さんなんて、モデル級だし。」

そうアタシが謙遜すると、「確かにね。佐藤さんは美人なんだけど、近寄り難いというか、オーラあり過ぎて、僕みたい凡人は手が出せないよね。」と笑ってました。

長谷川さんは少し線が細めのスラッとしたスタイルで、笑顔がとても優しそうな今風のカッコいい人で、最近流行りの韓国風メイクを使いこなすイケメンで有名な人でした。

サークル内でも彼氏にしたいランク1位2位を争っていた人なので、そういう人に気にかけられるのは内心、少し嬉しくも思ってました。

流行りの音楽や、最近観た映画の話など、いろんな情報交換をしている内に、なんか気が合うような気持ちさえありました。

同じ曲の同じフレーズが良いって話になると、ハイタッチをしたり、握手をしたり、さりげないボディタッチが警戒心を解いていったのだと思います。

そしてコンパも終焉を迎え、さあ、帰ろうとなった時、長谷川さんから、もう少し話したいから時間を僕にくれませんか?と申し出がありました。

長谷川さんとの話で随分盛り上がって楽しかったので、このまま終わりは勿体なく思え、アタシは長谷川さんと一緒に店を出ました。

歩く道すがらも、長谷川さんは楽しく語りかけ、アタシはいつも以上の笑顔で話せている気がしていました。

お酒を覚えたばかりなのに、レモンサワーにハイボールまで飲んでいたのも判断力をおかしくさせていたのだと思います。

気がつくと、アタシはラブホテルの一室にいました。

ずっと片想いをしていた人にアタシは振り向いてもらえなくて、どうでもいっか、という気持ちもどこかにありました。

別にヴァージンである事を大切にして来た訳でもないので、長谷川さんみたいな優しい人なら···それでもいいんじゃないか、って思ったんだと思います。
ハッキリとは覚えてないけど···


ラブホに入ると、長谷川さんは煙草に火をつけました。

あ、煙草吸う人なんだ、と初めて思いました。

ドアの上に「室内禁煙」の注意書きを見つけたけど、それもまあいっかと見過ごしたのです。

咥え煙草で長谷川さんは備え付けの冷蔵庫から缶チューハイを2本取り出し、栓を開け、私に一本渡し、もう一本をゴクゴクと飲み干しました。

私も飲まなきゃ失礼かな?と思い、半分ほどを飲んだんです。

私がその缶を置いた時でした。

長谷川さんは飲み干した缶の中に吸っていた煙草を突っ込み、私の隣へと座り直し、キスしてきました。

「ウッ!煙草臭い!」
それが私のファーストキスの印象でした。

そう。
私はこの年になるまで、誰とも付き合った事もなく、キスさえ始めてだったのです。

それでも女子会など同級生からも生々しい経験談を聞かされ、性に対して興味がなかった訳ではなかったので、女性向けAVを仲の良い友達と見たりと知識だけはありました。

長谷川さんが舌を口の中に滑り込ませて来たときも、できるだけ平静を装い、流れに身を任せることはできました。

長谷川さんは手慣れた感じでアタシの服を脱がせ、自分も裸になり、いきなりアタシの下半身から舐め始めました。

そしてこう聞いてきたのです。

「サークルで有名だけど、松前さんてバージンなの、本当?」

アタシは緊張から「ハイ」と答えることしか出来ませんでした。


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