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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-49

まるでお互いの存在を確認し合うように···

アタシは健を下から感じたくてそのまま後ろに手をついて、ゆっくりとベッドに仰向けになりました。

そして掌と腕を大きく拡げ、健を待ちます。

言葉はいらないと思いました。

健はそれもしっかりと受け止めてくれて、覆い被さるようにアタシを抱きしめてくれました。

アタシも健の背中に手を回してギュッと力を入れます。

健はアタシの頬に両手を添え、「杏奈。愛してる」と囁いてくれました。

それだけでアタシは感極まってきます。

「健。愛してる。」
そう返して目を閉じました。

健は軽くアタシの唇に触れる程度のキスをしてくれました。

アタシは健に「来て。」と声をかけました。

健はそれを合図にゆっくりと動き始めます。

長い時間、止まっていたその動きは、まるでアタシの中を確認するかのようにそっと、そしてアタシの中のヒダひとつひとつを感じ取るかのように抜き刺しが繰り返されます。

アタシの内部もそれを注意深く感じ取っているようでした。

とてもゆっくり動いているのに、アタシの中はすぐに熱さを取り戻していきます。

アタシの中が熱い雫で満たされていくのを感じていました。

そして健のモノもどんどん大きく膨らんでいくのも感じていました。
膨らみ、固さを増していく健のモノも次第に熱くなってきていました。

「ああ···ゆっくりも気持ちいい」

アタシは意図せず口にしていました。

「僕もけっこう、コレ好き。」

そう呟く健が可愛く思えて、アタシは健の頬を両手で包み、顔を引き寄せてキスしていました。

「健。大好き♪」

唇が離れると自然に想いが口から出ます。

健はジッとアタシの顔を見つめたまま、腰を激しく打ちつけ始めました。

健も感極まったんだ、そんな事を思っていました。

健がアタシを気持ち良くさせたい。
その一心で運動してる。
そう思いました。

「アンッ!アッ!アンッ!アッ!アッ!」

健のが奥へ当たる度に声が上がります。

背中から弱い電流が流れ、それが頭の芯の奥深くへと突き抜けていきます。

ふいに健がアタシの乳首に吸い付きました。
そこから強い電流がピリッと流れるように刺激が加わります。

「アアッ!」

一段と大きな声が漏れてしまいます。

その声に反応するように健の動きは激しくなってきます。

アタシは想いが溢れてきて、今までずっと健だけを見て来た様々なシーンが次々と思い出され、健の練習シーンやレースで勝って腕を突き上げていたシーン。
学校で見ていたトラックを一人で黙々と走っていたシーン。そしてイジメられ、裸で肩を震わせていた健をアタシがお風呂場で抱きしめていた時の事などが次々と思い出されていました。

「健っ!健っ!健っ!」

思い出されるたびにアタシは健の名前を連呼していました。

健の名前を呼ぶ度に健の動きもより速く、そして力強く感じるものになっていきます。

そしてアタシの頭の中には、またあの快感の渦が巻き始めました。

「アアッ!アアアアアッ!」

それに合わせてアタシの声も不規則になっていきます。

健は上半身を起こし、アタシとの結合部を見ていました。

そしてアタシの両足の踵を持ち上げ、大きく拡げます。

足を拡げたかと思うと、それを合わせて、両足を上にして、それを抱き抱えるようにして、突き上げて来ます。

それはビリビリとアタシの中へ響き、背中を通っていく快感はさらに大きく感じました。

「ア"ーッッ!ダメッ!気持ちいいよぉーっっ!」

アタシは顎を上げ、激しく突き抜けていく快感に耐えるようにシーツを掴み、それを引っ張る事で耐えていました。

健が抱えていたアタシの両足を離し、両手をベッドに着いた時、健がフィニッシュに入ったと気づきました。

健のモノが一段と固くなり、とても大きく膨らんでいると思ったからです。

健は今までになく、ベッドに手をつき、激しく打ちつけて来ます。

「アーッ!気持ちいいっ!気持ちいいっ!」

アタシは次々と襲ってくる快感の波に呑み込まれようとしていました。

健も「ンッ!ンッ!ンッ!」と動きに合わせて声が出ています。

「アアアアアッ!アアッ!アアアアアッ!」

震えるような高い声がアタシの意思とは関係なく出てしましいます。

「杏奈!杏奈!杏奈っ!」

健がアタシの名前を連呼してる。
それだけでも幸せでした。
健も絶頂が近いんだ。
直感的に感じ取りました。

アタシの頭の中の渦も白く光始めます。

「ヤバいっ!ヤバいっ!イッちゃうっ!イッちゃうっ!イクぅぅぅ〜っっ!!」

アタシがそう叫んだその瞬間でした。

健がアタシの一番奥深いところに突っ込んだまま、突然動きを止めました。

そして「ウウッ!」と健が吐息を漏らします。

瞬間、とても熱いものがバッ!と吹き出した感覚がアタシの中へ広がりました。


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