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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-47

全て本心でした。
アタシは健の言葉も気持ちも理解出来てとても幸せな気持ちでした。

反対側の健の乳首を、今度は優しく吸っていました。

そういえば健ったら、また姉ちゃんて呼んでるし···
そう思うと思わず笑みが溢れます。

「それとね。」

「また姉ちゃんて呼んでるよ。」

アタシは健の両乳首を丁寧に、そして丹念に舐めていました。

健は強い刺激が加わる度に健のモノが反応し、アタシの中でピクンピクンと動きます。
アタシの内部も健のその動きを察知して蠢くように反応しているのが伝わってきます。

少し長い間動きが止まっていた事で健のモノが少し緩みかかっていたのが、アタシの中でどんどん膨らんでいくのもアタシの内部は敏感に感じ取っていました。

そうしている内に、アタシは全ての感覚が元に戻っている事に気づきました。

そして健をもっと感じたい。
そんな欲望が湧き起こっていました。

アタシは身体を起こし、乱れた髪を両手で梳かし、それを振り払うように後ろへと流しました。

そして足を大きく開き、再び自分から跳ねるように上下の運動を始めます。

それはひとつひとつの運動に合わせて背中から頭の中へ鋭く突き抜けるかのように快感を誘います。

「アッ!イイッ!気持ちいいっ!」

思った事が自然と口に出ます。

健も「僕も気持ちいい。気持ちいいよ。杏奈。」と合わせてくれました。

それが嬉しくて、「ウフフ♪」と笑みが溢れます。

アタシは健のお腹の上に両手を添えて、ピョンピョンと飛び跳ねるように運動を続けます。

「アッ!アッ!イイッ!気持ち良いよ!」

健がアタシの両太腿に手を添えてきました。
とても温かい健の体温が伝わってきて、アタシはどんどんと満たされて来ます。

アタシの内部から満たされるように愛液が溢れ出し、それが運動に伴ってパンパンと音を誘います。

「アッ!アッ!アッ!」と奥に当たるタイミングで刺激を受け、出てしまう声と
パンパンと健の腰に当たる音だけが部屋に響き渡ります。

健の手がアタシの乳房に伸びて来ました。
その手はアタシの乳房を弄るように揉みしだき、それは下腹部から伝わる快感をさらに気持ち良いものにしていきます。

身を捩るように肩を窄め、アタシは快感の渦の中へと引き込まれます。

健が胸を揉むのを止め、その手をアタシの腰を強く掴んだその時でした。

健が下から力強く突き上げてきました。

それまでティンパニでドンドンドンと叩いていたようなリズムだったとすると、健の下からの突き上げは、まるでドラムロールのような激しく速い動きで突き上げて来るのです。

アタシの快感と興奮度は一気に上がります。

「アアアアアッ!」

喘ぎ声も震えるような声へと変わっていきました。

パンパンパンパンッ!

アタシの秘部に叩きつけられるような動きに音も連続したものに変わっていきました。

背中を突き抜け、頭の中心部分へと突き刺さるように快感が突き抜けていきます。

「健っ!健っ!スゴいっ!スゴいっ!」

アタシは天を見上げるように顎を上げ、叫ぶように声を出していました。

健はそれを聞いて、さらに力強く突き上げて来ます。

「ア"ーッ!ア"ーッ!アアア"ーッ!」

自分でも驚くような声が出てしまいます。

パンパンパンパンパンパンッ!

聞いた事のないような破裂音のような音が聞こえ、それもアタシを高めていきました。

また快感の渦が迫ってきているのを感じていました。

「ア"ア"ッ!ア"ア"ッ!ダメッ!ダメッ!」

もっと感じていたい。
健を感じたい。

そんな気持ちでした。

でもそれは容赦なくアタシに迫ってきます。

頭の中でまた白く光が拡がってきます。

「イグーッ!イグーッ!イッちゃうよーっっ! ア"ア"ーッッ!」

その時でした。
アタシは迫り来る渦に耐えようとして息を止めてしまっていたのです。

瞬間、全ての灯りが消えたように真っ暗になりました。

ブラックアウトでした。

自分では何も制御できないゾーンに入っていました。

何かに包まれたような感触を得て、アタシは息を吹き返していました。

ヒューッと息を吹き返した瞬間に包み込まれるように温かな、そして満たされた感覚が戻ってきました。

五感の全てで気持ちの良い漂いのような感覚を得ていました。

静かな、ゆっくりと押しては返す波間を漂うような感覚。

アタシはその波に身を任せて、漂うような感覚をゆっくりと味わっていました。

アタシはその波をうつ伏せで漂い、次第にその波は熱さを伴ってアタシを温めていました。

随分長い時間、アタシは漂うように彷徨っていた気がしました。

ふと目を覚ますと、健の息が切れるような吐息が聞こえてきました。

伏せたアタシの耳に健のドキドキとした鼓動まで聞こえてきます。

健の手はアタシの背中へ添えられ、それは上下にアタシの背中を撫でていました。

二人とも身体は熱を帯び、それが心地良さを生んでいました。

アタシは少しの間でも気を失った実感がありました。
健が今、背中を擦っているのは、心配の気持ちからだと悟りました。

「ゴメンナサイ···」

意識せずに言葉が出ました。

「どうしたの?大丈夫?」
健が聞き返してきます。

「ビックリしたでしょ?アタシもビックリだもん···」と答えました。


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