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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-41

そのゆっくりとした動きが気持ち良くて、健のモノがアタシの柔らかいところを掻き分けるように突き進み、深く突き刺さる度に「ン〜〜アハッ!ンッ!」と声が出てしまいます。

一番深いところは強く刺激が来て、引き抜かれて擦れていく時にはゆっくりと健のモノが動いていく方向に擦れた刺激が返ってくる。
そして健がまた再び入って来る掻き分けるように擦れる快感。

アタシはアタシ全体で健の全てを感じている。そんな錯覚に陥るのです。

それは健がアタシの足を閉じ、上へ持ち上げた事でさらに強調され、細い幾重にも重なった波となってアタシに押し寄せます。

健はアタシのそんな快感の波を感じ取っているかのように突きつける速度を速めていきます。

速度が上がると腰を打ちつける力も増すので、パンパンと音がし始めました。

「アッ!アッ!アッ!」というアタシの声と、パンパンと響くアタシと健の衝突音だけが部屋に響き渡ります。

健のギアがもう一段上がると、健が持っていた両足首が解かれ、健はアタシの腰の付近に両手を着き、解かれたアタシの足は健の肘に引掛かり、健が動く度にブランブランと揺れていました。

健が手を着いた事でより前傾姿勢になり、深く突かれた時はより強い刺激が快感となって襲って来ました。

それはアタシの中をも大きくざわめかせていました。

頭の芯にピーンとしたものが拡がり、その奥から何かが湧き出て来る気がしました。

「アー!イクッ!イクッ!イクッ!」

アタシは予感を口にしていました。

健はより速く、そして力強く腰を打ちつけます。

それはいきなり来ました。

目の前が真っ白になり、遠くへ飛ばされるような感覚。

「アッ!ダメッ!イッちゃうー!」

アタシは大きな声で訴えていました。

「アァァゥッ!」

絶頂と同時にアタシは震えるような吐息を漏らしていました。

突き抜けるような快感がアタシの顎を上げさせ、自分では制御が効かないほど身体が次々と跳ね上がります。

足がまるで攣ってしまったかのようにつま先まで反り返ります。

健の肘に引っかかっていたアタシの膝は、そこを起点に上下に揺れていました。

快感は寄せては引く波のように、途切れ途切れに押し寄せます。

その波に反応するかのようにアタシの身体も揺れていました。

健はそんなアタシの足を静かに降ろし、波間を漂うアタシの左足だけを抱え、アタシの身体を少し横へと捩ります。

寄せては引いていく快感の感覚に合わせるように、ゆっくりと、そして確実に健のモノが出入りしているのをアタシは感じていました。

アタシは今の絶頂の余韻と健の動きが完全に重なっていることを感じ取っていました。

それは新たな波となり、アタシの中でどんどんと大きくなっていきます。

アタシはアタシの中の変化にも気づいていました。

アタシの意思とは関係なく、アタシの中は健を求めてざわめいていました。

それは明確な動きとなってアタシに伝わってきます。

膣口はざわめくようにキュンキュンと収縮し、健のモノが出入りする度に反応していました。

アタシは新たな快感に身を捩り、身体を横向きにしていました。

それはとても自然な流れとして上体を起こさせ、肘をついて新たな快感を迎えていました。

激しかった絶頂がやがて過ぎ去り、健の動きから新しい快感の波が押し寄せます。

健の動きもそれを察知するかのように速度を上げていきました。

アタシの「アッ!···アッ!···アッ!」という声と、健の動きからジュプジュプという厭らしい音だけが耳につきます。

押し寄せる快感の波に、アタシの中は蠢くようにキュンキュンと反応しているのが伝わって来ます。

それは満ちてくる健のモノが大きくなる度にそれを補助するかのようにざわめくのです。

意識していないのにアタシはお腹に力が入り、その度にアタシの中が収縮しているように感じていました。

押し寄せる快感の波がどんどんと高くなり、アタシは身を捩りながら、物凄い力でシーツを引っ張っていました。

「ンー!アッ!アアッ!アッ!」

とても高い声が出ていました。
自分でも煩いと思えるほどでした。
でもそれはアタシが制御出来るものではありませんでした。

健は更にアタシの足ごと引き上げ、奥へ奥へと突いてきます。

奥の刺激が強くなるほど、アタシの声も大きくなります。

「アアッ!アーッ!アッ!アーッ!」

イヤだ、健、こんなおっきな声出して、引いてないかしら?
そんな心配が頭をよぎりますが、自分ではどうすることも出来ません。

強烈な快感にアタシは頭を左右に大きく振り始めた時でした。

頭の中の奥底のほうから、またあの感覚が湧いて来ます。

来る、来る。
と思った瞬間でした。

「ア"ー!!健っ!イグッ!イグッ!イッちゃうよーっっ!!」

とても大きな声で知らせていました。

ピンッ!と何かが弾けたような感覚がありました。

肘を着いて起こしていた上体が一瞬伸びて、横へユラユラと揺らしました。

「ウ···フハァァァァ····」


溜息にも似た吐息がアタシの口からもれました。


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