投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健の最初へ 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健 2 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健 4 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健の最後へ

杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-3

アタシは4歳の時までお父さんと二人きりで暮らしていました。
アタシのお母さんはアタシが産まれた時、産後の肥立ちが悪く、感染症を起こしてアタシを産むとすぐに亡くなりました。

なのでアタシはお母さんの顔を写真でしか知りません。

お父さんはコンピューター設備を管理する会社を経営していて、アタシが小さい頃は仕事も忙しく、たまの日曜日にしか遊んでもらえず、アタシの友達は平日の昼間にお掃除や洗濯をしに来てくれる家政婦さんとお父さんが買ってくれたシルバニアファミリーくらいでした。

毎日保育園には行っていたけれど、家からは少し遠い所にあったので、家政婦さんが保育園に迎えに来てくれると、家では家政婦さんがお友達でした。


そんなある日曜日、お父さんが綺麗な女の人とアタシよりも小さな男の子を連れて来ました。

その女の人はとても優しくて、笑顔の絶えない、とてもおおらかな人でした。
その人が笑うと、アタシも自然に笑顔になれました。

小さな男の子はアタシよりも2つ下で、小さくて可愛い男の子でした。
名前は健(たける)といいました。

かなり大人しい性格で、会って暫くは、アタシが健君と呼んでも一緒に来た女の人の後ろに隠れてしまうような子でした。

でもアタシがシルバニアファミリーのお人形と家を見せると、とても興味を示して、一緒に遊ぶようになりました。

アタシが遊び方を教えてあげると、素直にその通りに遊ぶ姿が可愛いくて、アタシはすぐにその男の子が好きになりました。

それからも日曜日になるとその女の人と男の子はウチに遊びに来るようになり、ある日、その女の人が、アタシのお母さんになりたいな、って言ってくれました。

お母さんが欲しいと思っていたアタシは、お母さんと弟の両方を得ることができたのです。

お母さんはお父さんの会社で働く人だったので、平日の昼間はいませんでしたが、お父さんは日曜日しか休めないのに、お母さんは土曜日と日曜日に家にいてくれました。

毎日一緒にお母さんと健とで保育園に行き、帰る時もお母さんが迎えに来てくれて、健と三人で帰るようになりました。

三人で入るお風呂はとても楽しかったです。

健はすぐにアタシに懐いてくれて、お姉ちゃん、お姉ちゃんと呼んでくれました。

恥ずかしがり屋で、少し引っ込み思案な健は人見知りが激しく、なかなか他の人には懐かなかったのに、アタシには心を開いて、何でも話してくれました。

そんな健がたまに見せる笑顔がアタシは大好きで、この可愛い弟をアタシが絶対守るんだと思うようになりました。

保育園への行き帰りも、お母さんと一緒に、買い物へ行く時も、いつも健の手を繋ぐのはアタシでした。

いつの頃からか、健の方からアタシの手を求めて来るようになり、守ってあげなきゃ、っていう気持ちはどんどん強くなっていたのだと思います。

アタシが小学生になった時、保育園にまだ通っていた健はいつも寂しがって泣いていたけれど、学校が終わって、お母さんと一緒に迎えに行くと、「お姉ちゃ〜ん!」と笑顔で走って出てくる健が本当に可愛く思えました。

そんな健も小学生になり、また一緒に通学が出来るようになっても、人見知りは変わらず、先生に「トイレに行きたい」が言えず、よく教室でお漏らしをしていました。

保育園でも先生から指摘はされていましたが、アタシは保育のプロなんだから、気づいてやれよ、と思ってました。

アタシなら健が言わなくてもわかるのに、としか思わなかったからです。

そんなある日、授業が終わって、教室から廊下へ出た時でした。

三階の窓から、校庭で丸く人だかりが出来ているのが見えました。
中央に誰か一人、背中を曲げてしゃがんで泣いている声が聞こえました。
ランドセルを見て、「健だ!」と思いました。
周りを取り囲んでいる人たちは大きな声で騒いでる。
「健、イジメられてる!」
直感でアタシは走り出していました。


「コォーッラーァァッッ!!」
校庭へ出て、集団を見つけると、アタシは精一杯の声で叫んでいました。

健を助けなきゃ。その一心でアタシはその集団に突っ込んでいました。
どうすれば良いのか?なんて考えている暇なんてなかった。

集団を突き崩し、健の前に立ちはだかりました。そして逃げようとする集団の中で一番身体の大きいヤツを捕まえ

「なんでアタシの健を虐めてるのっ!!」
と叫んでいました。

「ウチの健が何悪いことしたっ!?言ってみなさいよっ!」

アタシは怒りに任せてその子を引き倒し、馬乗りになってブンブンと襟首を掴んで振り回していました。

「だってたける、授業中にまたオシッコ漏らしたんだぜ!」

その子は悪ぶれもせずに大きな声を出すので、アタシは余計に怒りを感じてました。

「だからなんだって言うのよ!間に合わなかっただけでしょっ!アンタ!お漏らしもおねしょもした事ないの?! 本人が一番恥ずかしいってこと、わかんないのっ?!」

アタシはわざと殴るような素振りをして脅かしてやれ!と思いました。

「ひいっっ!!」

思わず殴られると思ったその子は「ゴメンなさいっ!ゴメンなさいっ!」と半泣きになったので、これくらいでいいか、と思い、手を離してあげました。

「次、やったらタダじゃおかないわよっ!」

そう言ってその子の上から降りたけど、逃げようとするその子を見ると、ちょっとは痛い目みせてやらないと、と思い、その子のお尻を蹴ってしまいました。

「うわぁ!」

その子は恐怖の雄叫びを上げるように逃げて行きましたが、暴力はいけなかったかな?とアタシは少し反省もしてました。


杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健の最初へ 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健 2 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健 4 杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前