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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-28

時々子宮口へ当たると「アッ···ン···」と声が出てしまうけど、健の愛情を感じるようなゆっくりな動きが気持ち良くて

「ン····ゆっくりも気持ちいい」

思わず口から出た言葉でした。

「僕もコレ、気持ちいい」

健の言葉が嬉しくて、アタシは笑みが溢れました。

健は感極まったかのように、激しく唇を重ねてきました。
アタシはそれに応え、健に合わせるように舌を絡めます。
健の息遣いが荒くなると、それに呼応するように健の動きも激しくなってきました。

「ああっ!姉ちゃん!」

そう叫ばれた時、アタシは違うと思いました。
いつまで姉ちゃん呼びなのっ?!
アタシはアナタの恋人なの!
好きな人なのに姉ちゃんはないでしょっ!

そんな思いが満ちてきました。


「違う!姉ちゃんじゃない!名前!名前呼んで!」

アタシは強く訴えました。

健は一瞬、動きが止まったけど

「杏奈···」

「杏奈」

「杏奈!」

「杏奈っ!」

そうアタシを呼びながら再び腰を激しく動かし始めた。

幸せだった。
健がアタシの名前を呼んでくれた。
涙が溢れるほど嬉しかった。

アタシはまた意識が遠のいていく感覚を覚えていた。

「アアッ!健!来るっ!イキそう!」

そう言うと健のギアがまた上がった気がした。

「杏奈っ!」

「健ぅっ!」

パンパンという音とともに二人の声が部屋に響く。

「杏奈!僕もイク!イクよっ!」

健が叫んだ。

呼応するように「来て!出して!アタシの中に全部!」アタシも叫ぶ。

アタシが叫んだ瞬間、健は一番深いところへ突き立てたまま止まり、勃起を脈打たせていた。
その強烈な刺激を受けてアタシの中に電流が走った気がした。

「ア"ーッ!イクーッ!」
アタシもほぼ同時に絶頂を迎えていました。

健は腰をブルブルと震わせ、アタシは静かに波間を漂っていた。
なんとなくだけど健の動きは
伝わってくる。

二人はぐったりと身体を重ね合わせ、頭の芯に残る快感の余韻に浸っていました。

健のモノはアタシの中で脈打ち、アタシも健の脈打ちに合わせるように内部がヒクヒクと動いていました。

すると健のモノが少しずつ縮んでいくのを感じました。

「アッ!」
「健、小さくなっていく···」
思わず名残り惜しくて呟いてしまいました。

「だって···何度目だと思って···」

健がそう言うと、それまでを思い出して、それもそうだな、って思いました。

「そうだね。激しかったもんね」

アタシは健が愛おしくて、健の髪の毛を掻き分けるように撫でていました。

縮んでゆく健のモノに合わせるようにジュルジュル!と音がしてアタシの中に出た健の精子やアタシの愛液が混じったものが少し溢れてきます。

健はぐったりとした身体を引き起すようにして「綺麗にしとかないとね」と言ってゆっくりとアタシの中から健のモノを外し、ティッシュ何枚か引き抜き、それをアタシの下腹部に当てました。

それはすでにシーツに染み付いていたので、健はそれを一生懸命拭き取っていました。

アタシは健が当ててくれたティッシュでアタシの中から溢れてくるものを拭き取り、健を見ていました。

健はまたティッシュを何枚も抜き取り、自分のモノを拭き取ろうとしたので、アタシは健の腕を掴み

「ソコはアタシがするって言ったでしょ?」

と諭すように言うと

「そうでした。」

そう言って健はベッドを降り、アタシに向けて健のモノを突き出しました。

アタシも少しフラフラでしたが、なんとかベッドの縁に座り、健のモノに絡みついた液体全てを丁寧に舐め、啜り取りました。

行為を終えた満足感のようなものがアタシの中にはありました。

「ソレって不味くないの?」
不意に健が聞いてきました。

「美味しくはないね。でも健のだから。」

そう言って笑みを浮かべると健は感極まったような顔をして

「杏奈。好きだよ。大好きだ。愛してる。」

そう口にしましたが、何かもどかしそうな表情を浮かべました。
それはきっとアタシの中にあるものと同じものを感じてるんだと直感しました。

「もどかしいよね。だってそれ以上の言葉なんてないんだもの。でもね。愛してるでいいんだよ。アタシ、健だけをずっと愛していくから。」


パァっと健の表情が明るくなるのを感じて、アタシも幸せな気分になりました。

そんな健がとても愛おしくて、アタシはそのまま健の胸に顔を埋めていました。

健もそれに応えて抱擁をしてくれます。

アタシは健に抱かれて眠りたかったので、健の手を引き、ベッドへ上がるように促します。

健はそれが当り前のようにベッドへ横になり、アタシに腕枕をしてくれました。

健の胸に頬を寄せ、健の逞しい胸に軽くキスをすると、ものすごく満ち足りた気持ちになれました。

アタシは目を伏せるとそのまま秒落ちで静かな眠りに引き込まれていきました。


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