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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-27

突かれる度に「ン!ンッ!」と喘ぐような声が出てしまいます。

アタシは健の胸に顔を埋め、奥へ当たる刺激に耐えていました。

健は尚も激しく突き続けます。

「ア"ア"ッ!」

激しく突かれることでアタシはどんどんと身体が上に上がり、健の胸の上にあったアタシの顔は健の顔の真横にいました。

アタシはもう伏せていられず、腕を立てて踏ん張る事で襲い来る快い刺激から耐えていました。

健のギアは更に上がって来ます。
より速度を上げて腰を上へと突き上げてきます。

「アッ!アアッ!アッ!アッ!」

アタシは歯を食いしばるようにして目を閉じ、耐えました。

健はお尻を包むようにしていた両手の位置をアタシの腰をしっかり摑むように変え、さらに強く突き上げてきます。

「アアッ!アッ!アッ!」
「ヴ〜!ア"〜!アアアッ!」

なんか変な声出てるう〜···
自分でもおかしいと思うけど、制御なんてできません。

アタシは我慢できなくなって、上体を起こし、再び健に馬乗りになります。

健はアタシの両手を取り、恋人繋ぎで手を繋いでくれました。
そんな気遣いが嬉しかったけど、今はそれをゆっくり堪能できる場合ではありませんでした。

健は更に腰を上へと突き上げて来ます。
子宮が収縮するのが伝わり、頭の中がキンキンとし始めます。

健の激しい動きに、アタシの身体が上下に跳ね上がります。

パンパンパンパンパンパン!
「ア"ッ!アウッ!アン!アッ!アッ!」

アタシの声と突き上げる音だけが部屋全体に響いてます。

キーンと耳鳴りがしたように感じ、子宮の伸縮はアタシの腰まわりをジンジンとさせていました。

「アッ!ヤバい!ヤバい!ヤバいー!」

頭の中が白く霞むのがわかりました。

「ア"ー!イク!イク!イクッ!イッちゃうのぉー!」

何かがピンッ!と弾ける感覚がありました。

アタシは我に返ると、ものすごい勢いで自分が呼吸していることに驚いていました。
ハァハァと肩で息しなきゃ呼吸ができないほどでした。

そして痙攣でも起こしているかのように身体のアチコチがピクピクと動きます。

なのにちっとも嫌じゃない。
頭の中は幸福感でいっぱいです。
気持ち良かったとアタシがアタシに囁いてる。そんな感じでした。

こんなにも激しいのに、気持ちよくさせてくれる健。

「ヤバい。健、スゴ過ぎ···」

アタシはいつの間にかまた健の胸に顔を埋めていて、健にそう呟きました。

「姉ちゃんだって··」健が呟いた。

「セックスって、こんなに気持ちいいんだね。アタシ知らなかった。好きな人が自分の中でいっぱいになるんだね。」

そう言ってアタシは健の首に腕を巻き付けた。

健もアタシの背中に腕を回し、ギュッと抱きしめてくれる。

満ち足りた幸福感しかなかった。

「スッゴい幸せ···」

アタシは健に唇を重ねた。
健はすぐに応じてくれる。

何度繰り返した口吻だろう。
でもその都度新鮮な気持ちで口吻を交わせていました。

最も健を身近に感じる行為でした。

舌を絡ませている最中に健はアタシの身体を起こし、自分も一緒に起き上がって対面座位の姿勢になりました。

口吻を続けながらアタシは自然と身体が動きます。
それは健にもっと激しくして欲しいとおねだりのようなものでした。

健はそれに気づいて、アタシのお尻に手を当て、腰を円を描くように動かし始めました。

子宮口に当たる快感に「アッ!アッ!」と声を上げて身悶えてしまいます。

アタシは健にすがりつくように健の肩を握っていました。

健は円を描いていた動きを急に前後へと変え、更にスピードを上げて振り始めます。
それは強くアタシの子宮へ伝わり、「アアッ!アアッ!」と声が一段と高くなっていきます。

また頭の中が白く霞んできました。

「アッ!ダメ!イッちゃう!イッちゃうよぉー!」

頭の中にピリピリと電流が走り抜けました。

「アッ!イクッ!」

アタシはまた波間を漂っていました。
それはとても気持ち良くて、身体がフワフワと浮いている感じです。

「ンッ!ンッ!」とどこからともなくアタシの声が聞こえるけど、現実感のないものでした。

アタシは誰かが優しく胸を触っている感触を得て、再び目のピントが合ってきました。

目の前に天井が見え、次に健の顔がボヤけながら、次第にハッキリと見えるようになりました。

健はさするようにアタシの胸を揉んでいました。

それは慈愛に満ちていて、アタシに気持ち良さを感じさせていました。

ゆっくりと回すように揉まれると、「ン···ウン。アッ···ウン」と声が漏れてしまいます。

その間にも健のモノがアタシの中でゆっくりと抜き挿しされているのがハッキリと伝わってきます。

それはアタシの中で緩やかな刺激となって、掻き分けているのが伝わって来ました。

アタシの中に健がいる。
健がアタシの中でいっぱいになってる。
アタシたち繋がってる。
アタシたちはひとつなんだ。

そんな幸福感が次から次へ湧いて出てきます。

想いは溢れてしまいそうでした。

いつの間に正常位になったのかもわからずに、アタシはただただ健の動きに身を任せていました。


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