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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-22

でも痛みなど一切ありません。
それどころか、アタシのお腹の中いっぱいに健がいるような感覚がアタシを包み込みます。

健のが一番奥の子宮の入口に当たったと思ったとたん、子宮が縮まり、それが快感としてアタシの頭の中を駆け巡ります。

「アウッ!ヒッ!」

思わず引き声のような変な声が出てしまいました。

恥ずかしくて仕方なかったけど、健は心配して声を上げました。

「大丈夫?痛かった?」

それは本当に心配して出た言葉だと、止まった腰の動きでわかりました。

「大丈夫。痛い訳じゃないから。健のが奥に当ってビックリしただけ。」

アタシは恥ずかしくて顔が真っ赤になっていることを自分でも感じていました。

健は安心したように「姉ちゃん、入ったよ。」とアタシに教えてくれました。

「うん。言わなくてもわかる。アタシのお腹ん中、健でいっぱいだもん。今、スゴく健を感じてる。アタシん中、健でいっぱいだよ。」

本当にアタシのお腹の中に健がいっぱいでした。

それはそっとお腹に手を当てると、健のモノの脈打ちさえ感じそうなものでした。

健はジッとしているのに、時々健のモノがピクンと動き、アタシはその度に満たされたような快感を感じていました。

「健の、ホント凄い。脈打ってるみたいに動いてる。なんかそれだけでも気持ちいい···」

健が中に入って来ただけでこんなに気持ちいいなんて。
健はどれだけアタシに幸せを感じさせてくれるんだろう。

健を好きで良かった。
健がアタシを好きで良かった。
愛し合えて良かった。

想いが溢れそうでした。

アタシは健の顔に両手を添えて、引き寄せるように唇を重ねました。

アタシが舌を入れて絡み求めると、健もそれに応え、優しく、そして柔らかく、慈愛に満ちたキスをしてくれます。

それだけでもアタシは感じてしまって、息が荒くなってしまいます。

アタシは健にも気持ち良くなって欲しいと強く思うようになりました。
たぶんアタシは大丈夫。
痛くなんてならない。
だって健だもの。

「健、ジッとしていても気持ち良くならないでしょ?アタシ、大丈夫みたいだから動いてみて。」

素直に出た言葉でした。

健はゆっくりと大きく頷き、「じゃあ、ゆっくり動かすね。」と言いました。

健は身体を起こして、確認し続けるようにアタシとの結合部分を見ながら、ゆっくりと健のモノを引き抜き始めました。

入ってきた逆方向のほうが、より擦れる感覚は大きい気がしました。
少しずつ抜かれることで摩擦が増え、得も言われぬ気持ち良さが伝わってきます。

それはアタシの膣口が勝手に締めていて、それがクイクイと動いているのが自分でもわかるほどでした。

その動く膣口に健のモノがひっかかったような感触を感じると、また健のモノがゆっくりと入って来る感覚が伝わってきました。

それはアタシの腰の部分をブルブルと震わせます。

ゆっくりとアタシの中を掻き分けるようにして入って来る健。

それがアタシの中を擦り、さらに掻き分けることでアタシの頭をジンジンさせました。

そして一番奥へ当たると、ツーンとするような気持ち良さが頭の中で響きます。

「んっ!ふぅ〜!」と溜息にも似た声が出てしまいます。

「ヤバい···健、気持ち良すぎ····」

アタシは身体全体で幸福感に満たされていました。

その顔を見て、健は今までと違う動きを始めました。

一番奥へと突き立てたまま、健は自身の腰を回すようにしてゆっくりと動き始めたのです。

ただそれだけのことなのに、アタシのお腹の中は熱くなり、背筋から頭の中へ突き抜けるような快感が走り抜けます。

「アアッ!ンアッ!」

自分の声とは思えないほど大きな声が出ていました。

背中が勝手に反り返ります。
顎が勝手に上を向きます。

その時でした。
健の動きが一瞬止まります。

健は「姉ちゃん、痛いの?」と聞いて来ました。

なんて優しいの。
涙が出そうなほど感激しました。

「大丈夫!痛くない!気持ちいいから止めないで!」

アタシはやめて欲しくなくて、ついつい声を荒げます。

健は大丈夫だとわかると、更に腰に手を添え、力強く腰を回し始めます。

さっきよりもう一段強い刺激がアタシの中を駆け抜けます。

それも段々とギアが上がり、ベッドがギシギシと軋むほどの動きに変わっていきました。

アタシの背中はもう完全にベッドから浮き上がり、腰まで浮いていました。

アタシは全く意識していないのに、健の動きに合わせて自分も動いている事に気づきました。

「アアッ!アッ!アッ!」

短く声を上げた瞬間でした。

アタシは全身がガクガクと震え出し、頭の中が真っ白になっていました。

胸もお腹も腰も不規則にビクンビクンと動き、まるで寄せては返す波のようでした。

その動きに合わせるかのように意識が薄れたり戻ったりを繰り返していました。

その度に「ンッ!ンッ!ンッ!」と鼻の奥から声が出ます。

イッてしまったんだ。
そう感じていました。

健がまた心配して「大丈夫?痛くなかった?」と聞いてきました。

アタシはまだ絶頂から覚めていませんでしたが、健を心配させたくなくて

大きく深呼吸をして「ふぅ〜ぅ。大丈夫。スゴく感じた。どっかいっちゃいそうだった。なんかお星さまが見えた気がする」


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