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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-21

アタシは慌てて健のモノを咥え、頭を上下させて口の中で擦ります。

でも、健がアタシのクリトリスに吸い付いた時でした。
とんでもない快感が頭を貫き、身体中に痺れるような感覚が襲ってきました。

アタシは堪らず身体を起こしましたが、膝立ちのようになり、アタシの腰は健の顔の丁度真上になってしまいました。

健がそのままアタシの腰をホールドしてしまったので、身動きが取れません。

容赦なく健の舌がアタシの膣口やクリトリスを舐め上げていきます。

「アアアアアッ!」

震えるように高い声がアタシの口から発せられます。

健はクリトリスに舌を突き立て、それを顔を振る事で刺激を与え続けていました。

「アアッ!アッ!アアッ!」
動きに合わせるように声が漏れてしまいます。

アタシは健の手を取り、そこに体重を乗せることで強烈な快感の渦を耐えようとしていました。

アタシの身体がガクガクと震えているのを感じていました。

もう完全に制御不能です。

次第にまるでものすごく高い位置からジェットコースターで滑り降りるような感覚が頭の中で駆け抜けました。

「アッ!アー!来る!来る!イクッ!イクッ!イ〜クぅ〜う!!」

もう頭の中は真っ白でした。

健の手を握って、倒れるのをなんとか防ぐのが精一杯でした。

身体に力を入れようとしても腰が抜けたみたいにカクカクして全く力が入りません。

手をつこうと健の手を解いた時でした。

アタシの腰に暖かいものが触れ、フラフラとした身体が少し落ち着きました。

健が下から両手で支えてくれていました。

健。なんて優しいの。
健。健。健。

アタシは涙が出そうでした。

それは温かく、そして力強さを感じる優しい手でした。

「またイッちゃった。健の、ヤバいんだもん。感じ過ぎ。」


そんな言葉しか出せない自分に自己嫌悪でした。

アタシは早く健とひとつになりたいと思い始めていました。

絶頂の余韻は少し残っていましたが、アタシは健の上から降り、健の顔が見える位置に来ると、「ねえ、健。アタシ、入れて欲しい。」とお願いしました。

少し恥ずかしかったけど···

健は全てわかったように「うん。」と頷きながら返事をくれました。

アタシ恥ずかしいこと言ってるよね。
顔が真っ赤になるのを自分でも感じていました。

健はベッドの縁に座るほど大きく場所を開けてくれ、アタシはベッドの真ん中へ仰向けになりました。

健は慈愛に満ちた目でアタシを見つめ、「姉ちゃん。綺麗だよ。本当に綺麗だ。」と褒めてくれました。

そういうヨイショ的な褒め言葉は今まで幾つも聞いて来たけど、今の健の言葉は誰の言葉よりもアタシの心に染み入りました。

健は暫くアタシの胸に手を置き、それは健の体温を感じさせて、アタシを落ち着かせていました。

「健がそう言ってくれると嬉しい···」

アタシはそう返すのが精一杯でした。
そして健の手の上にアタシの手を重ねました。

健はゆっくりとアタシの足元へと摺り下がり、アタシの足を一本ずつ持って膝を立たせました。

健の視線を感じて見上げると、健の優しい笑顔が真上に見えました。

健がアタシの局部に触れても、もう驚いたりしません。
それはいつも慈愛に満ちて、優しいタッチだからです。

アタシは目を閉じてその時を待ちました。

アタシの局部に熱いものが触れた気がしました。
それは次第に大きなものだとわかりました。

それはアタシの筋に沿って当てられ、健が筋目に合わせて健のモノを擦り付けているのが感じ取れました。

そうか。アタシの中から溢れた愛液を纏わせているんだ。

そのほうが滑りが良くなるから。
健。あったまいい〜。

そんなことを思っていました。

そんな刺激でも「ん、うん···」とアタシの吐息は漏れてしまいます。

ゾクゾクした感覚が背中に走ります。

そして健が囁きました。
「姉ちゃん、行くよ。」

「健、まだ痛いかもしれないから、ゆっくり入ってきてね。」
アタシは少し怖くなって、思わず健にお願いしていました。

「もちろんだよ。痛くなったら言ってね。すぐに止めるから。」
健は即答でした。

どうしてこんなに優しいの。
健だって初めてなのに···
健。健。健。
想いばかりが溢れて来ます。

するとアタシの膣に健が入ってくる感覚が伝わってきました。
それは想像よりあっけなくアタシの膣口をスルリと入ってきて、痛みも何もなく、痛みどころか健のモノとアタシの膣の壁が擦れることで得も言われぬ気持ち良さを伝えていました。

健はゆっくりと入ってきます。

アタシは緊張から唇を噛み締めていましたが、次第に口元は緩んでいき、健が入ってくる快感に身を震わせていました。

ゆっくりと入ってくることでアタシの膣の中は健のモノで満ちていく感覚を覚えていました。

健のモノが少しでもピクンと動くとアタシの中もそれに合わせて動いているのを感じ取っていました。

健が入って来る。
アタシのお腹の中が満たされてくる。
熱い。健が熱い。
その熱さがアタシにものすごく満ち足りたものを与えてくれる。

メリメリというか、キチキチというか、そんな音が聞こえてきました。


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