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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健
【姉弟相姦 官能小説】

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杏奈の気持ち 〜 秋陽 〜 杏奈と健-19

「アタシの部屋行こっか。」

アタシがそういうと、健も同じ気持ちだったのだと思います。

「うん。」と小さく頷きながら返事を返してくれました。

アタシは健の手を引いて、歯を磨く為に洗面台へと向かいました。
これは我が家の習慣で、食べた後は必ず歯を磨いていました。

二人並んで歯を磨く。
そんなこともかなり久しぶりでした。
昔はこうして健にハミガキ教えてたなあ···ととても懐かしく思えました。

でも、今は一番好きな人。
アタシの愛する健。

愛する人と隣合わせで歯を磨いてる。
鏡に映る二人の姿を見るだけでも心が満たされていきました。

歯を磨き終えると、アタシは居ても立ってもいられず、健の手を引いて急ぎ足でアタシの部屋へ向かいました。

部屋に入ると、健が「姉ちゃんの匂いがする。」と口にしました。

アタシはそれが可笑しくなり、「当たり前じゃん。私の部屋なんだから。」と笑っていました。

ベッドの前へ立つと、アタシは健にキスをせがんでいました。
嫌な顔ひとつせずに、それどころか笑みを浮べて健はアタシに濃い目のキスをしてくれました。

アタシは更にワガママを言ってみたい気がしました。
それはアタシの理想であり、憧れでもあったんです。

「ねえ、健。お姫様抱っこして?」

そんなワガママにも健は満面の笑顔で応えてくれました。

アタシの身体がフワッと横へ浮き、アタシは力強く健にお姫様抱っこをされていました。

「ずっと憧れだったの。大好きな人にしてもらうお姫様抱っこ♪ 叶う日が来るなんて···」


自分の目が潤んでいくのがわかりました。

アタシは健にありがとうのキスをせずにはいられませんでした。

健。大好き。
健はアタシの夢さえ叶えてくれる。
こんな人、どこにもいない。
健だけだ。
アタシにはやっぱり健だけなんだ。

そんな想いが湧いてきます。

健はアタシのそんな気持ちを汲み取るようにゆっくりと身体を揺らし、気分を盛り上げてくれました。

アタシが普段使っている等身大の鏡に映った姿を見せてくれ、健に抱かれたアタシたちの姿はなんだか光って見えました。

今までの人生で一番幸せだと感じました。

健は随分長い間、健自身も楽しむようにお姫様抱っこをしてくれていましたが、その後、アタシをゆっくりとベッドへ運んでくれました。

それはとても気を遣ったもので、音さえ立てずにアタシはベッドへと横たえられました。

フワッとした感覚でした。
アタシはそんな健が益々愛おしくて、健の首に回した腕を外せず、そのまま健の顔を引き寄せて、口吻をしました。

それはディープだけど、健の優しさを感じる素敵な口吻でした。

いつの間にかアタシの腕は外れていて、健はアタシの額にチュッ!と軽いキスをしてくれました。
なんだかそれだけで恥ずかしくなりました。

健はそのまま首筋に優しく舌を這わせてきます。

背中に弱い電流が流れるように、気持ち良さが走っていきました。

首筋から顎、そして耳を健は愛情を込めて舐めてくれます。

耳は物凄くゾクゾクして「あ!···ん··· そこ、弱いの···」と声が出てしまいます。

耳たぶを吸われると、身体が自然と捩れます。

「ンッフウ〜」とAVでしか聞いたことのない声がアタシから出ていました。

健はアタシに覆い被さっているのに、全く重さを感じません。

健の優しい気遣いに、今更ながら感動していると、鎖骨から肩にかけて健は丁寧に舐めてくれます。

大事にされている幸福感がアタシの全体を包んでいました。

健はアタシの胸へと舌を這わせ、それから少し座って乳房を回すように柔らかく揉んでいました。

乳房を揉まれただけでも緩やかな気持ち良さを感じ、「う···ん···」と声が出てしまいます。

健の指が乳首をコロコロと転がし始めると、「アン♪」と声が出てしまいます。

健がアタシの乳首に吸い付くと、更に「ウッ···ン」と声が出て、それを吸われると「ハア···ウン」と声が出ました。

AVなんかで女優さんが出す声なんて、絶対演技だよ。
そう言っていた友達に教えてあげたい気持ちでした。

本当に気持ちいい時って自然と声は出ちゃうんだよ。と。

健が優しくしてくれればくれるほど、アタシの息遣いはハァハァと荒くなっていきました。

健はそのまま下へと下がり続け、お腹まわりはチュッ!チュッ!と音を立てながら吸い付いていきます。

スゴい刺激が伝わって、アタシのお腹はビクンビクンと波打ちます。

そして健の舌が足の付け根に来た時でした。

背中に電流が走り、「アアッ」と声を上げてしまいました。

思わず身体が捩れました。

健はそっとお腹に手を当て、その手をアタシの下腹部へ這わせていきます。

そして下の毛に指先を絡めて遊んでいるようでした。

下の毛にフワフワっとしたむず痒さを感じ、くすぐったくなって来ました。

でも健はそれを置いてアタシの足を開きました。
健の熱を感じていました。

「綺麗だ。姉ちゃん、本当に綺麗だね。」

優しい健の声が聞こえてきました。

恥ずかしいのを通り越していたけど、健の言葉が嬉しくて「本当に?健がそう思ってくれるなら嬉しい。」と答えていました。


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