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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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パスタ作り-2

詩織と小百合はお互いの顔をみたあと

「じゃあ、わたしからするね」

詩織が最初にすると言う
それを聞いた句美子は次の工程を説明する

「フライパンを熱してオリーブオイルを大さじ2
 ニンニクを強火で炒めて色がついたら玉ねぎも炒めます」

句美子の指示通りに詩織が進めていき

「玉ねぎも色がついたところで…ここで動画だと唐辛子を
 適量なんだけど…ゆかちゃんたちいるから
 唐辛子はなしにする?」
「そうね 優花と真治くんはあまり辛いの無理だろうし」

優美が句美子の提案に答えると他の面々もうなずいて肯定する

「トマト缶 100グラムが一人分なので300グラムをいれて
 ヘラで潰しながら混ぜていく」

詩織が句美子の指示通りに進めていくのをみて
ちひろがぽつりと呟くと優美も相づちする

「しおりちゃんも上達してるわよね」
「うん」

「パスタは一人分100グラムなので300グラムを
 フライパンに入れて強火で焦げ目がつくように炒めます
 ここで水分が足りない場合は大さじ3か4いれて
 そしてトマトをパスタに絡めながら炒めて…」

句美子の指示が続く

「いつもはレンチンしてパスタを茹でるけど
 このパスタは焼くんだね」

小百合がそこでそう呟くと
優美もちひろも

「そうね こんな作り方 初めて知ったわ」
「わたしも句美子には驚いてばかりだわ」

母親がそう言うのを聞いた句美子も
照れるように答える

「動画いろいろ眺めていて面白そうだから選んでるだけだよ?
 …ある程度炒めていったあと
 オリーブオイルを入れて焼きます
 そのあと水を1200cc入れて塩、コンソメを入れ
 中火にして4分から5分 水分をなくすように火力を調整しながら茹でます」

句美子の指示を聞きながら詩織は料理を進めていき
完成したものを大皿に盛り付けると
同じように小百合もパスタを作っていく
そのあとちひろがタッパに一人分のパスタを入れると
残りを詩織が作った方のパスタにまとめる
優美は居間に皿やフォークなどを運んでいき
句美子、詩織、小百合はフライパンなどを洗ってから居間に向かう

「優花 真治くん おまたせ」

優美の声に優花と真治もテーブルに着くと
それぞれの皿に半人前ずつわけていく
分け終えると優美が口を開く

「さ、食べましょ」
「はーい」
「うん」

優美の言葉に優花と真治が元気に返事をして
各自食べ始める
優花と真治のそばに優美とちひろが座り
二人のめんどうを見つつ食べ始める

「ん…お焦げパスタって燻製ぽいのね」
「普通のパスタとかなり違うわね」

優美とちひろが感想を呟く
句美子達も同様に

「うん 焦げてるのがアクセントになってるよね」
「普通のパスタとかなり違ってて新鮮」
「真治 どう? おいしい?」
「うん おいしい たべたことないのだから」
「よかった また食べたい?」
「うん おねえちゃん いろんなのたべさせてくれて ありがと」

真治の素直な言葉に嬉しくなる小百合
真治の頭を撫でながら

「またつくるね」
「うん」

句美子と詩織も好評だったことに安心して

「しおりちゃん これなら おさむくんも喜びそうね」
「うん このあと 届けに行くけど
 くみこちゃん食べさせるんでしょ?」
「時間的にどうだろう? おかあさんいい?」
「あ うん せっかくだから句美子が食事介助しているところ
 みてみたいから」
「ありがと」

そこに優美が

「くみこちゃん おさむくんの様子 あとで教えてくれない?」
「うん あとでLINEするので」
「ありがと」
「優美さん おさむさんの様子気になる?」
「それは うん 気になりますね 昨日の夜
 なにかあったみたいだから」
「そうなんですね なにがあったのかはひみつなんでしょうか」
「あ お母さん 気になるの?」

ちひろの言葉に句美子が困ったように聞き返す

「そりゃ、気になってしまうわよ」
「ごめんなさい 言えないの」
「あ うん 無理には聞かないから」

パスタの試食が終わると
小百合と真治は帰っていき
句美子と詩織とちひろは草摩家に向かい
ちひろが運転する車で久保田家に向かうのだった


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