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巨乳女体育教師の相談事情
【教師 官能小説】

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攻勢な性交-1

 最初の相談からの翌日。総一は、京子に2階の空き教室に再び呼び出されていた。

 ただし、今回はその日の授業がすべて終了した放課後の時間だった。今の時間帯ならば校舎内や校庭、体育館、あらゆる所で部活動に励む生徒の姿が多く見られるだろう。

「また呼び出してすまんな」

 総一が教室に入るなり、京子は申し訳なさそうな顔で謝罪した。

「いえ。でも昼休みじゃないのは意外でしたね」

 総一は謝罪を難なく受け止めると、女体育教師と共に昨日と同じように教室内の真ん中辺りにまで移動して腰を下ろした。

「あまり何度も同じ時間帯に呼び出すとお前の迷惑だと思ってな。それに、今の時間帯は予定が無くて基本的に暇なんだ」

「え?」

 体育教師なら、その多くは部活動の顧問で暇じゃないように思えた総一は彼女の発言に少々疑問を浮かべる。だが、その疑問の答えは目の前の教師からすぐに返ってきた。
 
「私は2年前までは女子ソフトボール部の顧問だったんだが、ウチの学校が勉学第一になってからというもの定員が足りなくなって部活自体が廃部になったんだ」

「女子ソフトボール部って前は結構人数いましたよね?確か20人ぐらい」

「ああ。だが、今のウチの学校の方針になってからというもの成績が悪い生徒は勉強の方に取り組まなければいけなくなってな。あまり言いたくはないが、女子ソフトボール部の部員の子らは全体的に成績が悪い子が多かったからモロにそのあおりを受けたんだ。だから泣く泣くという感じでな」

「なるほど」

 勉強と部活の両立。片方だけでもそこそこ困難だろうに、両立させるならもっと難しい。部活動はしてないものの、勉強での苦労はわかる立場の総一は深く頷いた。

「そのおかげで私は今運動部の臨時副顧問でな。先生方の都合に合わせて運動部系を中心に指導及び監督する立場なんだよ」

「大変な立場なんですね。そんな中でも俺を呼んでくれるなんてなんか光栄だな」

 人に頼られるなんてことはこの学校に通っている間は無いと思っていた総一は内心喜ぶ。それも、今橋京子というお気に入りの先生なら尚更だった。

「ああ、それでだな。今日の相談は前の続きで‥‥」

「どうやったら性的な興奮できるかどうかってことですか?」

 総一の言葉に京子は頷く。

「あの、今橋先生その話なんですけど‥‥」

「ん?」

「昨日は俺ばっかり気持ちよくなって先生に悪いです。これって先生の悩みを解決するための相談なのに肝心の先生は奉仕する側だったし」

「いや、そうは言っても前のは非常事態みたいなものだからな。それに、私はまだ昨日のようなことをやるのはまだ億劫なんだよ。正直、エッチなこと以外で解決方法があるならそっちの方がいいしな」

 そう言うと京子は胸の前で腕を組んで呆れた様子で尋ねる。

「だいたい、北森は何をするつもりなんだ?」

 総一は唸って考えながら率直に答える。

「うーん‥‥セックスとか」

「セ、セックス!?い、いや、それは駄目だろう‥‥!」

 セックスという単語を出しただけで京子のガードが一段回固くなったように総一には見えた。

 ――先生とセックスはまだ早いか。と思って、総一は内心舌打ちした。

 実は、もしかしたら昨日のような流れでセックスできるかもしれない。そう思った総一は、昨日の帰りに密かにコンビニでコンドームを買っていたのだ。そして、そのコンドームの箱は今自分の制服のズボンのポケットに入っている。

 もちろん、生でしたいのが男心としては正直な思いだが、そこまではさすがに難しいと考えていた。

 現時点の総一は、京子と親密な関係ではない。あくまでも相談できる生徒の一人にすぎない。いくら先生の悩みの解決のためとはいえ、詰め寄っても拒絶される可能性が高い。ましてや今の京子の反応を見れば、火を見るよりも明らかだ。

 だが、このままコンドームを使わずに終わってしまうのはもったいない。そこで総一はセックスに持ち込むために思案する。

「‥‥今橋先生ってオナニーとかしてます?」

「なっ!?何だその質問は!?」

 質問すると目に見えてうろたえる京子だが、総一は冷静なまま淡々と告げる。

「大事な話ですよ。性欲をきちんと発散できてるかどうかってのは。‥‥で、実際はどうなんです?」

「‥‥そ、それは‥‥!あまり、していないというか‥‥自分で触るのも怖さがあるというか‥‥」

「要するにご自分ではあまり弄ったことがないと」

 総一の言葉に、答えた時と同様にたどたどしい様子のままで京子は頷いた。

 さて、どうやってセックスまで説得しようか。内心考えていると、京子はハッとしてこちらを睨む。

「ま、まさか北森‥‥!私にオナニーしてくれって言うんじゃないだろうな!駄目だぞ!そんなことは!」

 拒絶反応を示した女体育教師の表情は、段々と顔をしかめていき、見るからに疑念に満ちつつあった。

「(まずいな。このままだと先生からの信用を失う)」

 せっかく先生と親しくなれたのにまた疎遠に戻る事態は避けたかった。

「(しかし、かと言ってここで引くとその後なんやかんやで天上寺と上手くいってしまえば俺はどの道お役御免だ。さあ、どうする‥‥?)」

 一旦出直すか?と総一は思ったが、今の質問で京子の疑いが濃くなりつつある。ここは、別の方法で突破口を開く他なかった。


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