攻勢な性交-2
ふと、総一が視線を上下して思わず見たのは、京子のジャージ越しに見える巨乳サイズのおっぱい。前日に自分の一部を反応させたものだ。それを見た時、総一の中で一つの案が浮かんだ。
「‥‥じゃあ、先生のおっぱいを見せてください!」
「な、何ぃ!?」
京子は総一の発言に面食らう。それは予想外だったと言わんばかりだ。
「わ、私のおっぱいだと!?何を言ってるんだ!」
「まあまあ、落ち着いてくださいよ」
ヒートアップしている京子の前で、手をかざして、落ち着かせながら総一は言う。
「おっぱい自体も確かにアレな訳ですけど、いきなりセックスだの、オナニーだとかよりはだいぶハードルは低いでしょ?」
総一の言う通り一般的には女性が夫婦や恋人でもない異性に胸を見せる行為そのものが攻めている訳だが、なんとか勢いでゴリ押ししようとする。
「ま、まあな。だが、私のおっぱいなんて見ても面白くないぞ?他の男子だって私の身体が見たいって聞いたことないし‥‥」
「‥‥他の男子はともかく、俺は見てみたいんですよね。先生のおっぱい」
尚も自信なさげな京子を後押しするように総一はじっと彼女を見つめる。
「き、北森‥‥!」
すると、京子が動揺した様子を見せる。総一は内心で「チャンスだ」と思いながら言葉を続ける。
「俺のこと信用してくれます?」
「いきなりセックスなんて言い出したから少しは疑っている。だが、そんなに‥‥そんなに私のおっぱいが見たいのか?」
「はい!」
それは紛れもない総一の本音だ。セックスの期待はあるが、おっぱいが見たいという思いも自分の本音なのだ。
「‥‥‥‥」
そんな総一の正直な思いを聞いた京子はしばし黙り込む。ようやく口を開くと、総一に向けて言い放つ。
「‥‥本当に見たいのか?」
「もちろん!」
総一が満面の笑みで頷くと、京子はため息をつく。
「‥‥わかったよ。お前の熱意には負けた。だが、見た後で見なきゃよかったとか言うなよ‥‥」
「しませんて。約束します」
「絶対だぞ?」
「はい」
口約束を交わすと、京子はおもむろに着ているジャージの上着のジッパーを掴むとファスナーを下ろす。上着を脱ぐと、その中はもう一枚インナーの黒いTシャツが出てくる。ジャージと同じ色合いだが、より胸部の凹凸のあるラインを強調している。
京子はジャージの上着、インナーを重ねてその場に脱ぎ捨てると、そこから現れたのは白いブラジャーだ。フルカップのブラはそれほど高い品質には思えない。デパートの下着売り場に売ってそうなありふれたようなブラジャー。そんな白いフルカップのブラジャーに押し込められた京子の巨乳の乳房が姿を少しだけ披露する。
「うわぁ‥‥」
その大きさと、ブラ姿に総一は感嘆の声を上げる。中性的な顔立ちの今橋京子。だが、その胸は巨乳グラビアアイドルと渡り合えるほどに大きく実っている。総一は無性にオナニーしたい衝動に駆られる。
「い、今橋先生のおっぱい大きいですね。ブラのサイズってどれくらいですか?」
総一は自分の欲望を抑えながら無意識の内に思わず尋ねていた。
「Gカップだ。あまりに大きいから正直言って邪魔なんだがな」
「ジ、Gカップ‥‥!?」
総一はそのサイズを聞いただけで思わずその場で吹っ飛びそうになった。
女体育教師のブラ姿。これだけでも十分にオナニーのオカズになる。
京子は背中のブラのホックに手を伸ばして外す。留め具が外されて、左右の肩紐を自力でずらすと、ぶるんと音を立てGカップサイズの乳房の全体が総一の目の前にその姿を現す。
「おぉぉぉ!?」
総一は思わず声を上げた。
胸の形は半球型と呼ばれるバスト。重量感のある双丘は若々しくハリがあり、女体育教師が微動する度に揺れ動く。小麦色の肌と比較してより際立つ桃色の乳輪はやや大きめでテニスボール大ぐらいの大きさで、乳首はその乳輪と同化するようにポチッとした突起部がある。
総一が赤子の際に記憶の片隅にある母の胸とは明らかに規格外だ。これまで生きてきた人生の中で一番大きな胸を直視している。
京子は邪魔だと言ったが、それはとんでもない凶器だ。この姿を見れば全校生徒の男子一同はオナニーに勤しむに違いない。たとえ、彼女持ちの男子だってこの胸の前ではただのシコザルに変わるだろう。
総一は、ゴクッと喉を鳴らす。
「今橋先生。このおっぱい好きに弄ってもいいですか?」
「え?」
総一の問いかけに、京子は少し考える素振りを見せてから、
「い、いいだろう。必要なことならそうするがいい。だが、女性経験の少ないお前が果たして私を満足させられるか?」
「!」
京子の言葉は皮肉めいて挑発的だったが、総一は本人から許可が得られたことが嬉しすぎて気にも留めなかった。