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はじめての快感
【その他 官能小説】

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愛撫-1

高校生になった。

恋愛話は四六時中絶えなくって、
朝、友だちと顔を合わせては、
授業中、休み時間、放課後、家に帰ってもメールや個人サイトでの呟きなのど(当時個人サイトが流行っていた)周囲は恋愛一色に染まっていた。

そんな私はというと気になる男の人もいないし、
男の人と話すのは少し恥ずかしくって、関わりもあんまりなくて、
恋愛とは無縁で、友だちの悩みや出来事を聞いているだけだった。
私も良い出会いないかなぁと常に思っていた。

ある日のこと、1人で買い物に行くと
1人の男性に声をかけられる。
「もしかして、〜ちゃん?」
「いえ、違いますけど」
「あ〜、〜ちゃんに似てたけど人違いだ。ごめんね。
ちなみに、名前何て言うの?」
「はるかです」
咄嗟に私は嘘の名前をついてしまった。
「はるかちゃんって言うんだー。僕友だち少なくって、
友だちになってくれない?」
当時の私はかなり純粋だったので、メールを交換して友だちになり、
その場を後にした。

さっきの男性からメールが届く。
「たけるです。 はるかちゃん、
さっきはありがとう。はるかちゃんはいくつなの?」

「私は、16歳です。たけるさんは?」
「まじか!若っ!!俺は、26歳」
私は165センチある身長のせいか、実年齢より高く見られることが多かった。
「ひとまわり離れてるんですね!びっくり〜!
周囲にそれぐらいの年齢の人いないんで、20歳ぐらいかと思いました」
たけるさんとのやり取りは何通も続き、
何度かドライブに行った。

「はるのちゃんって〜、エッチしたことある?」
「まだないですよ〜!」
「えっちしたいと思ったことある?」
「ん〜?」とはぐらかしたもんだから、
「興味はあるんでしょ?」とツッコミをいれられた。

セックスは正直興味があった。周りでは、経験済みの友だちもいるし、
携帯でエッチな動画だってこっそり見ている。
私は、誰かに正直おっぱいを揉まれたり舐められてみたかった。
ガサツな友だちを持った私は、学校でノリでおっぱいを揉まれることは何度かあったが、それに感じたことはない。
本当におっぱいって揉まれて気持ちよくなるのかな?
と疑問に思っていたのだ。

「おっぱい触っても良い?」
と聞かれたとき、私は心の中がバレたのかな?と思った。
でも気持ちとは裏腹に
「え〜!!やだ~」なんて笑って誤魔化す。
「そっか、ダメだよね。ごめん」なんて言うもんだから、
「少しだけなら触って良いよ」と答えた。

信号が赤で止まったとき、
たけるさんは、左手で洋服越しから私の胸を優しく触る。
「あははーくすぐったいよー」
今度は少し荒めになったが、あまり気持ち良さは感じない。。
信号は青になり、手は止まる。
だんだん車が人気のないところに行き、誰もいない広場の駐車場に止まる。

「ねぇ、もっと触っても良い?」
「いいよ。」

洋服越しから胸を揉まれる。
ブラジャー外して?と言われ従う私。
ブラジャーを外しても、たけるさんの指が洋服の上から乳輪をなぞる。
初めはくすぐったかったけど、だんだん私の中があつくなるのがわかる。
「はぁ」と吐息が漏れると、今度は指の先で乳首を優しく弾く、
爪が立てられてカリカリされると、私の乳首の先に感覚が集中していくのが分かる。
でも不思議なことに、クリトリスもウズウズしていく。
「気持ち良い?」
コクリと頷き返事をする。
「気持ち良い時は、ちゃんと気持ち良いって言わないとね?」
「はいっ」
頭がおかしそうになるし、本当は自分でクリトリスを触りたい気持ちをずっと我慢していた。

たけるさんの指は私の服の中に入り、直接乳首をつまんだり、
指先で弾いたり、、
私は頭がおかしくなりそうだった。早くクリトリスも触って欲しい
そう願いながらもタケルさんはそれ以上は触らず、ことは終わった。

タケルさんに近くのショッピングセンターまでおろしてもらった後、
私はトイレに向かう。
(ショーツが湿りすぎて気持ち悪い)
案の定、ショーツは驚くほどびしょびしょになっていた。
私はまだ、どうにかしたかった。
どうにかって?クリトリスを触りたかった。
ショッピングセンターのトイレの外は足音や話し声が聞こえる。
すぐ壁の向こうには人がいるのだ、、
気配を感じながらも、私は抑えることができず、
濡れた汁を指にまといクリトリスを撫で回していく。
さっき触られた乳首も同じように触っていくとだんだんと指の動きが速くなる。
「っはっっっ」
声を押し殺しているけど、どうしても漏れちゃう。
そんな自分が余計にえっちな気分を加速していく。
イクッッッ

「んっ!!」
と声が出ちゃったけど、ゴホゴホっと咳で誤魔化し、
トイレを後にした。



あとがき

友だちには、ひとまわりも年上っておじさんじゃんとか、
絶対やばいやつとか、犯罪じゃんとかボロクソ言われていたが、
私は大人の男性の優しさや落ち着きに魅力を感じていた。
大人になった今思えば、未成年に手を出す26歳なんて犯罪だし、
絶対にしてはいけないことだと思う。



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