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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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集う 妻達-4

同じ頃

相馬の呼びかけで 5人の男達が集まり
ジョッキを傾け 拓哉は小さなグラスの
ビールに口を付け 相馬が

「 川田君 少しは飲めるように成らないと 」

「 営業のお付き合いで飲めませんとは 言えないからな 」

拓哉は 皆の顔を見て グラスのビールを一度に飲み
フーーっと息を吐き出して 顔を赤くしていた
相馬は 新しい職場に入った時 皆からの推薦で
リーダー的な 立場に押し上げられ 
最初は固辞していた相馬が 積極的に営業に動き 
皆の進捗に的確なアドバイスを与えて 
3か月過ぎた今 皆のリーダーとして 頑張っていた

井上が 追加を頼み 相馬が 拓哉のはグラスでと
生ビールのジョッキが4つとグラスのビールがテーブルに
運ばれてきた

「 一昨日 〇〇に行った時 対馬さんを見ましたよ 」
井上が ジョッキをテーブルに置き皆を見た
4人の男達が 井上に顔を向け

「 駅を降りて 〇〇に行く途中に スーパーが有って
  店の前にパトカーが止まっていたんですよ
  お店の中から 二人の警官に挟まれて よれよれの服着て
  パトカーの後ろの席に入れられてましたよ 」

「 契約に行った時 凄い人 そんなオーラ有ったのに・・・ 」
拓哉が呟くと

「 職が人を作って 人が会社を作るから そこから放逐されると
  素の人間だけだからな 時々 自分の過去に
  しがみ着く男達が居るけど
  過去の栄光に人は頭を下げないもんだよ 
  今の栄光に頭を下げ 飯の種にしていることに 
  気が付かない男が多いのさ 」
紺野は吐き捨てるように言い捨て 手を上げて追加を頼み
相馬は 別に鳥龍茶を 拓哉に注文していた

ビールが手元に来て ジョッキを傾けた相馬が 皆を見て

「 嫁さん達とやってるか? 」
3人が頷いた

「 一昨日な久美子が 言うんだ 物足りないって 」
4人が相馬の顔を見た 相馬は川田を見て

「 麻衣さん 満足してると思うか? 」
拓哉は飲みかけたグラスを持ったまま 固まった

「 どう思う? 」
相馬が 真剣な目で拓哉を見た後 井上を見た
井上が漏らすように

「 多分 満足してないでしょうね 」
自嘲する様に言い ビールを勢いよく傾け
手を上げて 店員を呼ぶと 追加を4つ頼み

「 弥生も変わりましたからね! 」
昔を思い出すように話して

「 森に抱かれる姿を見た時 かなわないと思いましたよ 」
「 私なんか 良くって2回 2回目をしようとしたら
  休まないと 森は立て続けの2回で 3回は 弥生を
  抱いていましたからね それに弥生 私の下で
  あんな声を上げたのを 見た事も無かったですし
  帰ってから 何度も過ごしましたけど 反応は
  薄いですね 」
拓哉は井上の話を聞いて 麻衣と5月からの夜を思い出して
頷いて見せた

「 奥さん達 満足させないか? 」
相馬が目に光を浮かべて 4人を見て

「 スワッピング・・・ 」

唇を少し嫌らしく歪め 小さな声で呟き
拓哉と井上に視線を送った
井上はジョッキを口に付けたまま 相馬を見て
ジョッキをテーブルに置き 相馬に視線を送り
目を伏せ 拓哉は グラスのビールを2杯飲んだ
頭で 相馬の言葉を聞いていた

「 弥生が・・・・・ 」

「 今日 久美子が弥生さん誘うと言ってたから
  帰ったら 聞いてみて 」

相馬は ビールを飲み干して 店員に会計と
立ち上がり 4人の男が釣られて立ち上がり

「 和島さん 参加するでしょう ? 」
和島は 相馬の話を聞いて 自分には無関係と
笑っていた顔が 驚きに変わった

「 男 多い方がいいんですよ 久美子が
  何かの錠剤 6錠持っていて 男を元気に
  する薬だと 見せてくれて その時は
  使おうと思うんで  和島さんも 」

躊躇していた 和島が頷き 紺野が

「 俺達夫婦もか ? 」

「 無理強いは しません 川田君も 奥さんを
  満足させる事が出来るなら 参加しなくて
  良いから 」

「 小枝子喜ぶだろうな 少し年食ってるけど
  それで 良ければ 参加させて貰うよ 」

紺野が嬉しそうに 話して 店を皆で出た時
拓哉は 相馬に耳打ちした

「 麻衣が 参加すると言ったら 」
相馬は 黙って頷き 

「 月曜に !! 」
改札へ消えていった


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