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生贄の人妻
【熟女/人妻 官能小説】

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集う 妻達-22

土曜日

リビングに4組の夫婦と和田が集まり
男達は ビールを傾け テーブルの上に
4人の主婦が 作った料理が並べ終わり
皆が集まり 夫人達は期待した目で男達を見て 
少し待っててと言い残して 4人の主婦は寝室に消え
5人の男達は 消えた寝室に視線を送り
夫人達が出て来るのを固唾を飲んで待っていた

・・・・かちゃっ・・・・・

どよめきが 男達から上がった
拓哉は 麻衣の艶姿に唾を飲み込んだ

・・・ 奇麗だ ・・・・

伸ばした黒髪から 大きな瞳が 拓哉を隠微な目で見つめ
光沢の有る青い生地に 花柄をあしらった チャイナドレスから
白い太腿を見せ スリットは腰の上までカットされ
パンティーを付けていないのが判る 

リビングに入って来た 麻衣が体を回し 僅かに
股間の[#禁止文字#]い物を見せ 相馬と井上の間に座る
次に小枝子が 赤のチャイナドレスで 回って見せて
拓哉の隣に座り 弥生はピンクのチャイナドレスで
紺野の隣に 最後に久美子が 紫のチャイナドレスで
現れ 回って見せて 相馬が目を細めて 久美子を見た
4人のドレスは皆同じデザインの色違い 紺野の横に
座った久美子が グラスにビールを注いで 相馬を見て

「 良いでしょう・・・ 」

立ち上がって 回って見せ 股間が僅かに見え

「 先週 皆で 今夜の為に買って来たの 」
「 殿方は これね!!! 」

錠剤をテーブルに出して 夫人達が1錠ずつ
受け取り 男達に渡していった
和田が 飲み込んだ後で 皆を見て

「 暫く参加 出来そうも無い・・ 」

相馬が顔を上げ 皆が和田に顔を向け 井上が

「 白井さん か? 」

和田が頷き 話し始めた

ー 今の会社に 入った時 白井さんを見て
  釘付けに成ってしまった 彩が居る・・・ 
  彩に余りに似ていたから 暫く見つめていたな
  彼女が不思議そうに見てきたんで 慌てたけどな
  彩を忘れることは 出来ないよ 俺の所為で
  死んでしまったから だから 彼女には 
  近寄らないようにしていたんだ 
  必要なこと以外は話さずに 接して・・・

  それでも 会社に行けば 毎日顔を合わせるだろう
  彩と話ている様な気持ちに成って 帰って仏壇の写真を見て
  ゴメンと 謝っていたんだ 先週 彩が夢の中に出て来て
  貴方が生まれ変わった時に 一緒に成りましょう
  待ってるは そう言って 光に包まれて消えてしまってね
  目が覚めた時 俺の小さな部屋の中で 一人だった

  彩を浴槽で見つけて ずっと抱いて 泣いてた時
  俺の肩にそっと手を当てて呉れたんだ 彩が・・・
  それから ずっと傍に彩がいたんだ あの日・・・

  木下の処に鋏を持って 近寄った時 彩が辞めろって
  俺の体を引き留めていてね 見えたんだ 
  悲しそうな目で 俺を見て首を振る姿が 
  それでも俺は・・・・

  帰って直ぐに お湯を沸かして 彩の好きだった紅茶を
  ポットに入れて ビール抱えて 彩の墓に行ったよ
  紅茶を墓前に添えて 墓の前に座って 謝ったよ

  ・・・・ ゴメン ・・・・ 

  そう心で謝ったんだ
  何も言ってくれなかった それでも 傍にいるのを
  何時も感じていたんだ 電車に乗って通勤する時も
  商談している時 横で目を輝かせて 俺の話に
  頷く姿を感じていてね 毎日寂しくなかったよ
  白井さんと 少し話をして 彩の焼きもちを
  感じた事も有ったな 心の中で 謝った事も
  有った 家に帰って ビールを飲んで 部屋に
  彩を感じていたから 寂しくなかった

  コテージに行った時 俺の横に居て 生きてたら
  きっと一緒に楽しんでくれたと思う ・・・・
  楽しそうに見ているの感じたから 彩が怒ってたら
  あの日参加しなかったと思う 
  
  夢を見た後で起きた時 本当に一人になったと実感してね
  あの部屋が あんなに広く感じた事 無かった 涙が出たな
  布団に座って 泣いてたよ、子供に戻ったみたいに 
  
  悲しくて ・・・ 
  切なくて ・・・
  寂しくて ・・・
  心細くて ・・・
  
  もう会えないのが 判ってね 
  
  今週 白井さんから誘われて 
  明日一緒に映画を見る 約束をしてね 
  彩と付き合った時も最初は映画だった
  どうなるか判らないけど 暫くここには、
  来れ無いと思う ー



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