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義父に犯されて:午前十時を過ぎたなら
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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第六十一章 紳士と野獣-1

【啓介と同居 四ヶ月目】 
【20●1年4月7日 AM8:00】

回想シーンから戻る。
リビングで。

※※※※※※※※※※※※※※※

「恵、めぐみ・・・」
「お義父さん、好き・・・お義父さん」

啓介は恵の細い身体を抱きしめていた。
恵も義父の愛撫に身をまかせ、熱い囁きを返している。

初夏の風がカーテンを翻して、二人の顔に一筋の光線を投げつけた。
その眩しさに一旦顔を離した二人は顔を綻ばせると、ソファーに寄りかかった。

男の肩に頭を乗せて恵が呟いた。

「フフッ・・すごかった・・・」
「何が・・・?」

男がとぼけて聞く。

「昨日・・恐いん・・・だもん」
「そうや・・な・・・」
「私から誘ったとか・・・」

つぶやきがくすぐったい興奮を呼ぶ。
男も思い出しながら苦笑している。

「でも、感じちゃった・・・」

恵は話しながら義父の手を触っている。
ゴツゴツした手である。

「俺は・・・嘘つきや・・・な」
「どう・・して・・・?」

「武に可愛がってもらえ言うくせに・・・
その実・・やいとった・・・」

「本当・・・?」

恵の瞳が潤む。

「ああ、ホンマや・・・。
たった一日しかお前がおらんだけやのに、
物凄う・・寂しかった・・・
気ぃ狂いそうやった・・・」

女の白い手が浅黒い手に包まれる。

「ちいさい手ぇや・・・な」
「お義父・・さん・・・」

「夕方までやと自分に言い聞かせとったのに
ゆうべ・・お前を抱いた・・・」

「お義父さん・・・」

「でも嬉しかったで・・・
何や、うまい事言えへんけど、
お前を完全に手に入れた気がしたんや・・・
もう、放さへん・・・てな」

恵の肩が震えている。
絡み合った手に涙が落ちた。

「やだ・・私・・・。
こんなに泣き虫じゃないのに・・・」

「ええよ、それで・・泣くんや・・・
それが女の可愛いとこやし、特権なんや・・・」

女の細い肩を包むようにして尚も続ける。

「何度でも悩んだらえぇ・・・
泣いたらええんや・・・
可愛いで、めぐみ・・・」

「お義父さん・・お義父さん・・・」

恵の心は毎日揺れる。
メス犬になったかと思うと少女のように、涙で肩を震わせる。

しかし自分を見失いそうになる時、男が包んでくれる。
今日はこのまま抱いていて欲しいと思った。

暖かく震える心を包んでいて欲しかった。
頭が白くなっていく。

身体が痺れてくる。
あの日、始めて義父に抱かれた景色が蘇る。

目の前が全て覆われ白い海に漂よっていた。
ここ数日のめまぐるしい出来事が恵を疲労させていた。

あたたかい。
それだけでいい。

今は男の腕の中で少女になって抱かれていた。


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