投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 665 忘れさせてあげる 667 忘れさせてあげるの最後へ

side 綾 15-1

優依達とのグループLINEが終了したあと
綾は部屋から出て幸子の部屋の前で様子をうかがうと
幸子はまだ泣いてるようだった

(まだ泣いてる…後悔するなら我慢したらいいのに)

「ふぅ…」

小さくため息をついたあと
1階に降りていきおさむの部屋に向かうと
部屋に入っていき様子を見渡しつつ

(電気つけてない)

「はいるよ 電気つけるよ」

綾は電気をつけておさむの近くに行くと
おさむはパソコンの前でただ座って
優依の動画を眺めていた

「ゆいちゃんの動画みてたの」

おさむは振り向いて
泣きそうな顔で

あいたい

「おじちゃん…」

(様子見に来て正解だったかも…)

「ちょっとだけ わたしがいるから泣かないで
 だっこする?」

綾が布団の上に座りながら
両手を広げておさむを誘うと
おさむは綾の胸に顔を埋めるようにだきつく
抱きつかれたおさむの背中を
ぽんぽんと優しく叩きながら

「だいじょうぶだから 幸子 今日は来ないから」

数分落ち着かせるように
おさむを抱いていたあと
おさむの向きを変えて空書で会話できる姿勢にする

「おちついた?」
「うん」

じかんいいの?

「11時までいるから」

ほんとは いっしょにねてほしい

「それはだめって こないだも言ったでしょ」

だって

「もう…甘えん坊さん」

ゆきちゃんは

「あの子は部屋で泣いてた」

えっち こばんだせい?

「後悔してるんだと思うよ」

さゆりちゃんたちとしたこと
きいてきて
いいたくないっていってもだめで

「教えたら教えたで不機嫌になったのね」

それでもどるさいに
おしっこさせてもらったけど
そのまま えっちしようとして

「幸子とえっちしたくない?」

したくない

「そっか 幸子のこと拒絶してる?」

できたらへやにきてほしくない

「そこまで…なのね」

(ここまでいやになってるのね)

かぎかけていい?

「え? 8時から9時の間に?」
「うん」
「仕方ないかな しばらくの間 そうした方がいいと思うね」

しょくじかいじょとかは
いままでどおりしてもらうつもり

「平気なの?」

(幸子と関わりたくないよね ほんとは
 どうして?)

たぶん

「どうして? 食事介助もいやじゃないの?」

おかあさんとか
おにいちゃんたち へんにおもう

「あ…幸子を急に遠ざけたら不審に思われるから?」
「うん」
「確かに そうだよね うん」

(わたしそこまで考えてなかった)

「明日はご飯ちゃんと食べる?」

(おじちゃん いやなことあると食べなくなるから確認のため聞く)

しょくよくない

(やっぱり…)

「夜におにぎりでも持ってくる?」

あさ ひる たべなくていいなら

「食べないとダメと言いたいけど
 食べないならわたしが明日の夜食べさせるからいい?」
「うん」
「じゃあ、明日 夜9時前にくるからね」

ありがと
ぱそこん でんげんおとして

「もう寝る?」
「うん」

じかんもおそいし

綾がおさむを一人で座らせると
おはむはパソコンをシャットダウンさせる

「おしっこは? さっきしたと思うけど いく?」

いちおう

「じゃあ、いこ」

おさむをトイレに連れて行き
おしっこさせたあと
いつも通り自分もおしっこしてから
おさむを部屋に戻して

「寝かせる?」

うん ねかせて ふとんかけて

「甘えん坊さんだよね おじちゃん」

あまえたいもん

(33歳なのに おじちゃんってほんと幼い)

おさむを布団に寝かせて
掛け布団等をかけたあと
おさむの頭を撫でてから

「おやすみ」
「うん」

電気を消して部屋から出て行き
2階にあがっていく
廊下で幸子の部屋の前で確認すると
幸子はまだ泣いてるようで

(ずっと泣いてるね 幸子
 今はそっとしておこう)

自分の部屋に戻り
ベッドに入る綾だった


忘れさせてあげるの最初へ 忘れさせてあげる 665 忘れさせてあげる 667 忘れさせてあげるの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前