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妻の思い出と僕の学生性活
【熟女/人妻 官能小説】

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面接会場で-1

僕も大学三年になり一応大学の勧めもあるので就職活動をし始めました。とりあえず美幸先生が、「就職の心配はしなくてもいいけど一応試験を受けてほしい。」と言うことだったので、美幸先生のお父さんが経営している会社の試験と面接を受けました。
試験会場に行くと技術系と事務系とに分かれて試験がありました。もちろん僕が受けたのは事務系の試験だったのでそちらの会場で筆記試験を受けました。まあ、一般常識が中心の試験内容だったので、僕にとってはそんなに難しい問題はなくて良かったです。
その後名簿順に面接があり、その面接も事務系と技術系に別れてありました。僕達事務系は学校の教室のようなところに折り畳みの椅子が並べられてありそこに名簿順に腰かけて待っていました。一番初めに呼ばれた人は、伊藤一君、それから尾崎直美さん、その後が僕加山、という順番で、三人ずつ面接室に入って面接を受けます。
「え〜、それでは順番に面接を行いますのでそこに並んで座ってください。と面接官の一番若い人が言いました。僕達は名前順に三人並んで座り質問を待っていました。
「伊藤君は、どうしてうちの会社を選ばれたのでしょうか?」 「は、御社の将来性を・・・。」と質問に対して答えていました。「では尾崎さんは?同じ質問ですが?」 「はい、私も御社の将来性に掛けてみようと思いました。・・・。」 「では加山君、あなたは?」 「はい、僕もみなさんと同じように御社の将来性に自分を掛けてみたいと思いました。」 「それでは、次の質問ですが、・・・。」といろいろ質問をされて順番に答えていきました。まあ、大体皆同じように答えていましたが、面接の最期の方で書類を見ていた面接官の一人が、「あ、加山君は・・・。あ、いいです。それでは終わりますので退席してください。お疲れさまでした。隣の部屋でしばらくお待ちください。」 「はい、失礼します。」と三人でまた最初の部屋に戻り椅子に腰かけ待っていました。
その時に隣の椅子に腰かけていた尾崎さんと言う小さくて可愛い女性が、「ねえ、君、加山君って言うのよね。」 「はあ、加山です。」 「さっき面接官が君に何か言いたそうにしていたけど・・・。」 「はあ、何でしょうね。」 「私さあ、ここで四社目よ、なかなか内々定が貰えなくてさ、はあ、嫌になっちゃう。」 「でも、まだ始まったばかりですよ。大丈夫ですよ。」 「うん、ありがとう、でもさ、友達なんかもう三社から内定をもらっているのよ。羨ましいわよ。」 「は、はあ。」 「ねえ、加山君は何社ぐらい受けるの?」 僕は声を落としてから、「は、僕ですか?僕はここだけです。」 「え!どういうこと?」 「はあ、あまり言えないんですが、縁故採用が決まっているんです。ここに。」 「え〜!嘘!」 「あ、声が大きい!」 「あ、ごめん。そ、そうなんだ、コネがあるの?」 「まあ、そうですね。一応試験と面接を受けるように言われたんで。」 「ふ〜ん、いいなあ、私なんか・・・、母一人子一人でさ、早く内定をもらってママを安心させたいんだけどねえ。」 「はあ、大変ですね。」何か考え事をしているような顔をしていて、「ねえ、加山君、君これが終わったら予定があるの?」 「は?僕ですか?別に何もないですけど。」 「じゃあさ、夕食でも食べながら私の愚痴を聞いてよ。」 「え!ぼ、僕がですか?」 「君に決まっているじゃん、ねえ、ダメ?」 「あ、いや、いいですけど。」 「よし、決まり、解散したらデートをしよう。」 「は、デートですか?」 「普通さ、男女が一緒に食事をしたりするのはデートじゃないの?」 「はあ、そうですね。」
全員の面接が終わり一人の面接官が出てきて、「え〜、本日はお疲れさまでした。これで一応解散になります。結果は追って大学を通じてご連絡差し上げますのでしばらくお待ちください。それでは解散と言うことで・・・。え〜っと加山慎一君、ちょっと面接室までお越しください、少しだけお話が。」 「はい。」と僕は返事して立ち上がろうとしたとき、尾崎さんが、「どうして君だけ呼ばれたんだろう?いいなあ。玄関で待っているよ。」 「は、はあ。」
僕は面接会場のドアを開け中に入ると美幸さんがニコニコ笑って立っていました。「よ、お疲れ、どうだった?試験と面接。」 「はあ、凄く緊張しました。」 「うん、たまにはねこういう経験も積んでおかないと。いずれ役に立つことがあるから。」 「じゃ、副社長失礼します。」と面接官の三人が部屋を出て行きました。」 「うん、お疲れ様。慎一、他にはどこか受けているの?」 「いえ、僕はここ一本です。」 「うん、それでいいよ。初めから私が合格って決めているんだから。それと、もう一つ、慎一には入社したら秘書室に入ってもらうから、これから秘書のための専門学校へ通って。入学手続きはしてあるから。」 「え〜!秘書ですか?」 「そう、私が社長になった時に社長秘書になってもらうから。」 「は、はあ、で、いつから?」 「もちろん、明日から、よろしくね。ねえ、今夜は時間はあるの?」 「はあ、夕飯は知り合いと食べに行きますけど。」 「あら、珍しい、友達なんていたの?」 「え!ぼ、僕だって、たまにはねえ。」 「どうも怪しいなあ、留美ちゃんに告げ口するよ。」 「え〜!そ、そんな。」 「嘘よ、嘘。ま、たまにはいいんじゃない、ゆっくりしておいで。」 「は、はあ、帰ったら部屋に行ってもいいですか?」 「もちろん、子供を寝かせて待っているわよ。」 「はい、じゃ、失礼します。」 「うん、今夜ね。」
僕は面接室を出て会社の正面玄関から外に出ました。すると尾崎さんが歩いてこっちに向かって来て、「ふ〜、どうだったの?」 「は?何が?」 「ほら縁故採用って言っていたじゃん、だからそれなりの話をしていたのかなって思ってね。」 「は、はあ、ま、嘘を言っても仕方がないのであれですけど、他にどこか受けたのかって聞かれましたよ。」


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