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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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エピローグ-2

 瑠璃子は比留川結花のSM写真集をきっかけに女優としてデビューし、続編『熱帯魚の躾方 灼熱』に瑠衣(美羽)役として出演する。
 今は比留川結花の屋敷から出て、一人暮らしを始めたそうだ。女優業の傍ら結花のアシスタントもこなしている。
 
 ベタのパーくんも引越して来た。もう、五年近いから人間で言えば八十歳位だろうか?
 二回りほど大きくなって、沙莉によく懐いている。仲間が近くに居るほうが淋しくないからと店のベタコーナーに居て貰うことにした。
 沙莉がパーくんの子供が欲しいと言うので、白い雌のベタと同じ水槽でつがいにしているが、喧嘩もせず仲良くやっている。

 沙莉とはこの夏、入籍の予定だ。お互い親戚も少ないから、結婚式や披露宴は無しにして新婚旅行でパリに行くことにしている。
 帰国してからホテルのレストランを貸し切って、ウエディングパーティーを開く予定だ。パーティーのプロデュースは比留川結花にお願いしている。きっと華やかなパーティーになるだろう。

 四つん這いになった女の白く長い脚が見える。その上には、白桃のような丸い尻がうねるように動きながら、時々ビクビクと波打つ。
 尻の谷間には麻縄が通り、二本の赤いバイブがウィンウィンと音を立てて、グリグリと回る。
 脚の間から白く大きな乳房が見える。小指の先ほどの乳首には重りの付いたクリップのような物が着けられている。

「んぐぅ、んんん…。んぁ、ハァハァ…。」女はじゅぽじゅぽと音を立てながらソファーに座る男のペニスを頬張っている。
 男は女の背中に置いていた赤い蝋燭二本に火を点け、白桃のような丸い尻を赤く染めていく。蝋が落ちる度に丸い尻がビクビクと動く。
 
 女は口からペニスを離して呟いた。「ああ、幸せ。御主人様、もっと…。もっと、沙莉をいじめて…。」

 美しい熱帯魚は今日も私のクリーク(入江)を泳いでいる。
 


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