side 優依 48-2
ゆい 「お母さん達ついていくの? じゃあ 余計 わたしはいないほうがいいよね」
しおり「日曜日 不安定なままだとどうしよう…」
ゆい 「土曜日 くーちゃんお願いね」
くみこ「うん 甘えさせて出来るだけ落ち着かせるから」
さゆり「それで ゆきちゃん 部屋でなにしたの?」
ゆい 「部屋ではだっこだけだったみたいだけど
さゆちゃんとしおりちゃんが今日えっちしたこと
無理矢理聞き出して不機嫌になったみたい」
さゆり「それ 聞き出しておいて不機嫌に?」
しおり「機嫌悪くなるなら聞かない方がよかったんじゃない?」
くみこ「そうだよね なにしたいの?
不機嫌になったと言うことはいじめたの?」
ゆい 「ううん いじめられてはないみたいだけど
すぐ トイレに連れて行かれておしっこさせたみたい
それで終わればよかったのに
ゆきちゃん そこで さゆちゃんたちがしたのにって
おさむくんを便器に座らせておちんちん握ったみたい」
くみこ「…」
さゆり「わたしとしたことが面白くないからって?」
しおり「おさむくん どうしたの? そこで」
ゆい 「やくそくちがうっていいながら泣き出したみたいで
そこでやめてくれたみたいだけど」
くみこ「すぐ泣くのは…ともかくとして
痛くされてはないのね よかった」
さゆり「でも、えっちしないって約束だったの? 今日」
しおり「約束違うと言うことなら そうなんじゃない?」
さゆり「そっか それでトイレさせたあとにって」
ゆい 「火曜日のお母さんもそうだったけど
おしっこ介助したあとで
おちんちんみるとさわりたくなるんでしょ?」
くみこ「それは わかる気がする」
さゆり「うん さわりたくなるもん」
しおり「そうだよね うん」
くみこ「おさむくん ゆきちゃんとえっちはしたくないんだよね」
ゆい 「そうなるよね だっこまでなら我慢出来たんだろうけど
エッチはしたくないんだろうね
今日のことで部屋に来ないでってわたしに書いてきてるから
完全にゆきちゃんを拒絶しちゃった感あるかなぁ」
くみこ「どうするの?」
さゆり「明日学校で話してみるしかないよね」
しおり「そうだよね」
ゆい 「うん 困った子で…頭痛くなるよ」
くみこ「ゆいちゃんがあまりおさむくんとあえないのに」
しおり「そうだよね 火曜木曜にちょっと顔みる程度だし」
さゆり「うん…」
くみこ「わたしが安定剤になるしかなさそうだけど
こうも続くと…」
あや 「こんばんは 今やっと携帯確認したんだけど
また幸子がやらかしたの?
幸子の部屋に様子伺ったけど
泣いてるようだった」
ゆい 「あやおねえちゃん 部活お疲れ様
ゆきちゃん 泣いてるの」
くみこ「おつかれさま それで ゆきちゃんは泣いてるのね」
さゆり「おつかれさま ゆきちゃん泣いてるの?」
しおり「あやさん おつかれさま ゆきちゃん 後悔してるんだね」
あや 「後悔はしてるようだけど
あの子は それでも同じ事しちゃうからね
1週間も経ってないのに…」
ゆい 「どうすればいいのかなぁ 8時台にゆきちゃん行かせないように出来ないよね」
あや 「わたしも遅いしその時間帯お風呂に入ってること多いし」
くみこ「おさむくんに扉の鍵閉めておいて貰うのは?」
あや 「それが無難かなぁ はぁ」
ゆい 「明日 学校で話してみるけど解決は出来なさそう」
くみこ「うん」
さゆり「うん」
しおり「うん あと 明日 食べない気がするよね おさむくん」
ゆい 「あ…そうだよね」
くみこ「明日は仕方ないとして明後日の昼はしっかり食べさせるから」
ゆい 「くーちゃん 色々ごめんね めんどう頼んでばかりで」
くみこ「ううん 平気だから 基本的に暇だし わたし」
しおり「元気づけたりはわたしもするから」
さおり「出来ることするしかないよね みんなで」
あや 「ごめんね みんな」
くみこ「ううん」
さおり「あやおねえちゃんがあやまることじゃないから」
しおり「そうですよ」
ゆい 「それじゃ、そろそろ時間も時間だから」
くみこ「うん おやすみ」
さゆり「おやすみ あしたね」
しおり「おやすみ」
あや 「わたしはちょっとだけおじちゃんの様子みてくるね おやすみ」
ゆい 「うん おやすみ あやおねえちゃんもごめんね」
あや 「へいき」
LINEを閉じたあと時間を確認しつつ
トイレに行きながら幸子のことを考える
(日曜日にやらかして 数日しか経ってないのに もう
ゆきちゃん 頼むから暴走しないで
くーちゃんにばかり任せきりになっちゃうのも
心苦しくなっちゃうし どうしよう
会いたい言われたのは嬉しいけど
この時間に行けないし日曜日は
さすがにしおりちゃんの両親いるんじゃ
だっことかしてあげることも出来ないし
無理だよ はぁ…)
頭を悩ます優依だった