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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩へ手ほどき-1

*




瞼を開けると、行為の前に電気を消したままで、部屋は暗かった。
由美香は全裸で布団にくるまっていたらしかった。
体の熱も引いている。

横にもまた、服を身につけていない女ーー
職場の後輩の平田清香が寝息を立てて、横たわっている。

体を起こして、バスルームへと向かう。
勝手に使うのは気が引けたが、発熱と発汗のせいで、体がベタベタだった。

髪の毛も洗い、昨夜洗ってもらった下着を身につけつつ、タオルを巻いてまた再びベッドへ戻る。

タオルを脇において、起こさないように布団に潜り込もうとすると、清香に手を引っ張られた。

「わっ……」

驚いた時には、清香の腕の中にすっぽりと収まっている。
背の高い自分が、ーーいつも清香には抱きつかれているのに、こんな風に女性に抱きしめられるのは何だか不思議な気分だった。


(あ、いつもは清香ちゃんの顔が、あたしの胸元にあるのか)


今は、清香の顎の下辺りに、自分の頭がある状態だった。

一度、寝てしまったからーーおそらく清香は普段、女性にこんな風に接しているのだろうと由美香は思った。

「シャワー、浴びてました…?」

「うん、寝てたから勝手に借りた。ごめん」

「んん。いつも、あたしが寝た後使うじゃないですか、いいですよ」

まだ眠そうな声を出しつつ、由美香の額にぽってりとした唇を押し当てる。

「体調は…?」

「ん、よく寝たから復活してきたみたい……。んっ」

由美香の背中を、清香の左手の指先がなぞる。

腰の辺りにぞくぞくっと寒気が走る。

「先生って敏感なんだね。背中、少し触っただけなのに。先生に会ったらしたくなる元彼の気持ち、わかる」

清香がゆっくりと、目を開ける。
メイクを落としているのにぱっちりとした目は、いつも甘えているような可愛らしい目付きとは異なっている。

「ん……別に、そんなんじゃないから……好き同士ならするでしょ」

「好きなだけじゃないでしょ。あたし、先生の声……もう聞きたいもん」

左手の指先で、まるで羽で触れているかのように、首の下から腰の辺りにかけて撫でていく。
男性なら一度射精してしまえば、なかなかその性欲が持続することはないのだろうが、清香は女性だ。

狡猾な目付きをしながら、そのタッチを何度も繰り返していく。

「ん、……ふ……ぅ」

ぎゅっと唇を結んでいても、その優しい指先のせいで、吐息が漏れる。

「また、変な……気持ちに、なっ……ちゃ……うから」

「変な気持ちになってくれるの? 女に触られてるのに、瀧岡せんせ」

「違……うよ、清香ちゃんだからでしょ……」

由美香は親指で、清香の唇をリップラインに沿って撫でる。
由美香を責め立てているつもりだったのに、清香の胸が高鳴る。


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