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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩へ手ほどき-7

*



翌日。


(やっちゃった……)


由美香に責め立てられた後、あまりの興奮に由美香の体を貪った。

幾度も絶頂に導き、やめてと言われても、なかなかやめることが出来なかった。


(最悪……)


ーー各大学の名前が書いてある、赤い背表紙の鈍器のような重みのあるの本に囲まれた、進路指導室。
この部屋にある進路指導部の部長のための席は、入口から背を向けて座ることができるよう、配置されている。

部屋の真ん中には、生徒指導用に机と、対面になれるよう丸椅子が二脚置いてある。

清香は一人になりたくて、職員室でなく、部屋の真ん中の机にパソコンを持ち込んで仕事を行なっていた。
由美香は今頃、夏期講習中だろう。

清香は普段、車で通勤しているため、彼女を乗せて一緒に通勤してきた。

由美香はすぐさま講習の準備を行ないたかったらしく、出勤してからほとんど話さなかったことは幸いだった。

由美香に思いを寄せていたせいで、もし女性とベッドを共にするとしても、一緒に朝を迎えることなどはなかった。ただ性欲を発散するためだけだったから。

ここ数年、付き合った女性もいなかった。

仕事をしていても、ふと昨日の行為と、由美香の甘い声を思わず思い出してしまう。


ーー先生の体、エロすぎ。
ーーぁ、あ……っ。そん、な言い方、しないで……ぇっ。あぁ、またきちゃ………ぅっ、あああっ。


自分にペニスがなく射精をしないせいで、男たちよりも体を貪り尽くしてしまったような気がしてしまっていた。

そんないやらしい回想にふけってしまっていると、ガチャリ、と部屋のドアが開く。

「ーーお疲れ様。珍しいじゃない、ここいるの」

由美香だった。

「ーーあ、職員室、卒業生来てたんですよね。ちょっと先生たち盛り上がっちゃってて、仕事集中できる感じじゃなくて。って、もう、講習終わったんですね、そんな時間か……」

由美香の後ろを通り、講習に使った資料やタブレットをデスクの上に置くと、入口すぐ左手の簡易的なキッチンで、由美香はお湯を沸かし出す。
そこには備え付けのIHコンロと、小さなシンクがあるだけだ。

「コーヒー飲む? インスタントだけど」

「あ、いいですか……」

由美香はお湯を沸かしていて、こちらを見ていなかったが、清香は右後ろに振り返って、ぺこっと頭を下げる。コンロの上部には棚が備え付けてあり、進路指導部の教員のマグカップが置いてあった。

清香はどきどきしながら、パソコンの画面のほうを見る努力をする。

休み明けの授業の準備を行なっていたが、部屋に由美香と二人きりになり、余計に集中できなくなってしまった。

しばらくして、由美香が机の上に二つのマグカップを置くと、清香の対面に由美香も座る。

「あ、すみません……」

清香はパソコンを閉じて、ぺこぺこと頭を何度も下げる。


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